昭和世代の私が自分の子供時代から青春時代の中で、また大人になってから聞いた、私が泣ける卒業ソングランキングを並べてみました。
私のオンタイムに熱かった卒業ソング、少し大人になってから流行った卒業ソング、そして私の子どもの幼稚園や小学校~高校の卒業式に歌った卒業ソングは、今聞いてもぐっと来ちゃいます(泣)
今はもう卒業なんて、ずっとずっと昔のことなのに、なぜかこの言葉は胸の奥深くにあって、3月が近づくと、不思議なことに、あの頃の寂しさがぎゅっと胸をしめ付けるのです。
卒業ソングは今もずっと作り続けられていますね。
きっといい曲もいっぱいあるのだと思います。
でも、自分の卒業という特別な時に出会った曲は、いつ聞いても、泣けてくるものなのです。
第1位 贈る言葉
これはね、「金八先生」が一大ブームを巻き起こした昭和54年の卒業ソングです。
ドラマには、ちょうどその頃中学生だった杉田かおる、近藤真彦、野村義男、田原俊彦(は高校生)のたのきんトリオ、三原じゅん子が出てて、
同年代の彼等が、中学校の教室で繰り広げる問題や葛藤に悩む姿にめっちゃ共感してたのですよ!
一話ごとに3年B組の誰かが、何か問題を起こしたり、悩んだりして、最後は必ず金八先生が助けてくれるという熱い作品。
「贈る言葉」は挿入歌でもあり、ドラマの最後の感動場面でも流れる曲で、桜中学の卒業式に教室でみんなで歌った曲なんです。
私の中では、この曲は、子供たち一人一人を褒め称え、未来に送り出す勇気の曲。
学生時代、反抗的だった私をあきらめずにずっと見守ってくれた先生の顔が浮かんでくる一曲です。
第2位 卒業写真
荒井由実
ユーミンが荒井由実時代にヒットした曲。
卒業してからも時々、悲しいことがあると開く皮の表紙の卒業アルバム・・・。
当時、片思いだった人に思いを打ち明けられず、そのまま卒業の日が来てしまう絶望の中で、何度も何度も聞いた曲。
私の青春は大好きだったあの人
十代の恋の激しさと切なさが溢れるような言葉が、若い私の胸をギュッと掴んで離しませんでした。
第3位 卒業 尾崎豊
尾崎豊
有名な卒業ソングですね。
若い時、社会や先生や親に見ていた理不尽さや矛盾がたまらなくもどかしかった。
そんな気持ちを代弁してくれた曲。
先生や親、矛盾だらけの世の中に縛られて窒息しそうだった学校からの卒業。
斬新で型破りなこの卒業ソングは、別格です!
第4位 遠く遠く
槇原敬之
この曲は子どもの高校の卒業でみんなが唄った曲です。
卒業してみんなバラバラになるけど、遠くにいる君たちにわかるくらいに輝いて見せるから!
寂しさを吹き飛ばそうと、未来の自分に夢と希望を託す気持ちがいっぱいのこの曲。
体育館に集まった卒業生全員を見渡して、この子達が今から旅立つ道は、一人一人全員違うけど、こうして一緒に過ごした仲間に会えなくなっても、お互いみんな心のなかで応援し合うんだな。
そう思えて、涙が止まりませんでした。
頑張ってほしい!夢を叶えて欲しい!幸せになってほしい!
心からそんな気持ちになれる曲です。
第5位 YELL
いきものがかり
毎年、NHK全国学校音楽コンクール。通称Nコンで、2009年の課題曲として、いきものがかりが作った曲ですね!
アンジェラアキの「手紙~拝啓 十五の君へ~」は、この前の年でした、確か。
このYELLの年が、ちょうど子どもの中学の卒業の年だったんですよ。
なんかいつも、子どもの卒業と絡むんですが、やっぱり親って、子どもの卒業の時の思いというのは特別なものがあるんですよ(笑)
ちょっとまだ思春期の鬱々としたところにいる感じもあって、そこがまたいいんです。
第6位 大地讃頌
これは壮大な曲ですよね。
母なる大地のふところに抱かれた私達の喜びと感謝の感動作です。
これ、お母さんを喜ばせる曲ですよね♪
感動します。
子供の卒業式でこの大地讃頌を聞くと、感無量という感じで胸にこみ上げるものがあります。
第7位 思い出のアルバム
これもね、子どもが保育園を卒園する時に唄った曲なんです。
と春、夏、秋 冬とそれぞれの思い出を唄っていくんですが、これが来るんですよ。
あぁ、よくここまで育ってくれたなぁと。
号泣です。
第8位 空も飛べるはず
スピッツ
これはドラマ『白線流し』の主題歌でした。
高校生の登場人物たちが、それぞれの運命を背負いながら、壁にぶつかりながらも、未来をつかもうと必死に生きていく青春群像で、このドラマの所々で流れるこの曲が良かった。
登場人物の6人の高校3年生が、恋の悩みやそれぞれの未来への期待や不安を抱えて、卒業までの高校生活を必死で生きていく姿が、この曲と一緒に焼き付いています。
役者さんもみんな、瑞々しくて素敵でした。
卒業式の日に川に男子は学帽の白線、女子はセーラー服のスカーフを繋げて流すって儀式、素敵だなと思いました。
透明感溢れる卒業ソングで、好きです。
第9位 卒業 斉藤由貴
斉藤由貴
特に斉藤由貴が好きだったわけではないのですが、この「卒業」だけは、すごく好きでした。
好きな男子が同級生や後輩の女子から、学ランの第二ボタンを「ください。」とお願いされる場面や、「私は絶対に泣かない!」と心に誓う女の子を描いたこの曲。
そんな強がりな女子の卒業ソングが、やけにリアリティがあって、強く惹かれました。
第10位 卒業ーGRADUATIONー 菊池桃子
菊池桃子
なんと斉藤由貴の「卒業」と同じ時期に、菊池桃子も同じ「卒業」というタイトルの曲を歌いました。
斉藤ゆきのとは違って、いつも一緒にポプラ並木の道を遠回りして帰っていた男の子を思って、4月になる度にこの思い出のポプラ並木の下で卒業写真をめくるのよと歌っています。
実際に卒業してから、4月になるごとにポプラの木の下に来て卒業写真をめくることなんて無いよな~と思いながら、
でも、そんなことができたらいいのになぁとか思いながら、切ない思いで聞いてた曲です。
第11位 青春時代
森田公一とトップギャラン
子供時代に聞いたこの曲。
「青春」っていったいどんななんだろう?
卒業までに出さなきゃいけない答えって何?
卒業ってなんなんだろう?
答えが簡単に出せないことなのか?
その複雑さに逆に憧れを抱いたものだった。
第12位 いちご白書をもう一度
バンバン
これ、ユーミンの曲なんですよ。「いちご白書」っていう有名な映画があって、それ学生運動を題材にした映画なんだけど、
反体制で髪を伸ばしてた大学生が、就職が決まった途端に髪を短く切ってきた悲しみね…。
その悲しみが、若いながらにギュンって来て、何とも言えない気分になる曲なんですよね。
これを聞いて、卒業という言葉ひとつでは片付けられない、人生のどうしようもなさを噛み締めていました。
第13位 学生時代
ペギー葉山
蔦の絡まるチャペルがある校舎って一体どこにあるの?
という疑問とともに、頭の中はその校舎の想像が際限なく膨らんでました 笑。で、「う~ん、高校生ってなんて美しい存在なんだろう!」と、高校生というものにすごい憧れを抱いていたものです。
美しいものだけに囲まれているそんな時代が大きくなったら来るんだろうと、期待がどんどん膨らんで行きました。
こんな素晴らしい学生時代も卒業というもので終わってしまうのか…と、楽しくもあり、切なくもなった大好きな曲です。
第14位 さよなら大好きな人
花*花
これはもうね、イントロが流れてくるだけでほぼ自動的に号泣する曲です。
涙が浮かぶなんてもんじゃなくて、号泣です。
この曲が流行った時、ちょうど子どもの卒園間近の時で、この時、子どもが病気がちで、入退院を繰り返していて、
やっと元気になって卒園式に出られるという事もあって、卒園式に唄ったこの曲が忘れられないのです。
そんな曲です。
第15位 3月9日
レミオロメン
3月9日
が私にとっての特別な日だから、この曲が大好きなんです。
それだけですが、とても好きな曲なんです。
第16位 仰げば尊し
私たちの時代はもう、この歌は唄われなくなりました。
いい歌で、私は大好きなんですが、唄われなくなった理由が、噂では、先生を尊敬しろと強制してるみたいだからとか。
本当かな?
先生にはいっぱい反抗したし、手が掛かった生徒だったけど、やっぱり先生は尊敬してました。
歌いたかったな、この歌。
第17位 制服
松田聖子
知る人ぞ知る、松田聖子の名曲の1つです。
4月から東京に行ってしまう片思いの彼の隣に卒業証書を抱えながら、思いを打ち明けられずにただ歩いて行くという曲。
う~ん、切ない・・・。
これでサヨウナラ。彼はただのクラスメイトとして私の思い出の中にしまっておこう
誰でもしてるよね?こんな思い
まとめ
思わず泣ける卒業ソングって、誰もがみんな持ってますよね。
ずっと一緒にいられると思っていた同級生。
いや、いつか卒業が来ることは知ってたけど、本当に来てしまったら、卒業がこんなに寂しいなんて…。
そんな、誰もが経験することだけど、誰もがいつまでも大切にしている思い出。
その時に歌う卒業ソングは、何十年経とうとも、聞いた瞬間に、卒業したあの日に戻ってしまう。
懐かしい顔が次々に浮かんで来る。
そんな泣ける卒業ソング。
あなたはいくつ持ってますか?
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