おはぎが季節ごとに呼び名が違うなんて、知らなかったです。

 

今回、はぎの呼び名が四季折々にあることや、その由来や、ぼた餅とは少し違うことを知って目からウロコでした。

 

おはぎの季節ごとの呼び名に日本独特の風情があることにも感動ですよ。

 

あなたも意外なおはぎの伝統を知って、日本の季節の風情をゆったりと味わってくださいね。



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おはぎには季節によって四つの呼び名があった

 

それは、この四つです。

  • 春=ぼた餅
  • 夏=夜船(よふね)
  • 秋=おはぎ
  • 冬=北窓

いやぁ~!さすがにおはぎとぼた餅は知っていましたが、あとの2つは初めて知りました。

 

日本には、この4つを使い分けている人がいるのでしょうか?

 

まずは、おはぎを皆で集まって頂くようになった歴史が古い、おはぎとぼた餅の季節による呼び名の違いについてお話しします。

 

ぼた餅とおはぎの違い

春はぼた餅、秋はおはぎと呼ばれる理由

ぼた餅もおはぎも共に、お彼岸に食べられるもとして知られていますね。

 

春のお彼岸の時期に咲く牡丹(ぼたん)の花になぞらえて、春は「ぼた餅」秋のお彼岸の時期に咲く萩の花に見立てて秋は「おはぎ」呼び名がついたそうなんです。

 

大きさによって呼び分ける地域もある

また、大きさの違いによって、「おはぎ」と「ぼたもち」を呼び分ける地域もあるのだとか。

 

これも萩と牡丹の花から、それぞれの花の大きさにちなんで、おはぎは小さめに作り、ぼたもちは大きめに作られます。

 

あずきの種類によって呼び分けることもある

「つぶあん」を使うのがおは「こしあん」を使うのがぼた餅と、あんこの濾し方によって呼び名を変えることもあるんだそうです。

 

これは、秋の小豆の収穫シーズンには、採れたてで皮まで柔らかいことから、秋のおはぎは「つぶあん」を使い、

 

収穫から冬を越し、春は小豆の皮が固くなっていることから、春のぼた餅は「こしあん」を使っていたことから来ています。

 

でも、今では、高い保存技術や品種改良で、春でも皮まで柔らかい小豆を使えるようになり、「つぶあん」か「こしあん」で呼び名を変えることもないそうです。

 

他には、小豆のあんで包んだものを「ぼたもち」きな粉をまぶしたものを「おはぎ」と呼ぶこともあるそうですよ。

 

お米の種類によって呼び分けることもある

もち米で作ったものを「ぼたもち」うるち米で作ったものを「おはぎ」と言ったり、

 

また、もち米を粒がなくなる(お餅に)までついたものを「ぼた餅」お米の粒が残っているものを「おはぎ」という場合もあります。

 

「半殺し」という別名の由来

また、おはぎ(ぼた餅)を「半殺し」という別名で呼ぶこともあるそうです。

 

あんころもちを「全殺し」「皆殺し」、それに対しての「半殺し」なんだとか。

 

由来はこうです。

 

あんころもちというのは、おはぎと違い、外側を餡でくるんだお餅。

 

おはぎ(ぼた餅)も餡でくるむという意味では、あんころもちの一種ですが、

 

あんころもちは米を完全に潰したお餅で作ることから「全殺し」「皆殺し」、お米の粒が残っているおはぎが「半殺し」という別名になったそうです。

 

例外もあります

「おはぎ」と「ぼた餅」の呼び方の違いを色々と紹介しましたが、春や秋の季節の違いも含めて、

 

その家や地域、おはぎのメーカーや販売店によって、なんと逆な場合もあるみたいです。

 

次は、夏の「夜船」と冬の「北窓」という呼び名の由来ですが、その前になぜ「おはぎ(ぼた餅)」が先祖の供養に使われるようになったかを説明しようと思います。

 

おはぎ(ぼた餅)が先祖の供養に使われる理由

あずきの赤い色には、厄除けのおまじないの効果があるとされていて、あずきは邪気を払う食べ物という信仰から、先祖の供養にも用いられたのです。

 

特にお彼岸は、先祖がその家に帰ってくる期間でもあり、生きている私たちが修行をする期間でもあります。

 

そういった意味でも、おはぎやぼた餅を先祖に供え、先祖を慰めて、自分自身の徳を積むという習慣ができたそうなんです。

 

お彼岸についての詳しい記事はこちらもどうぞ!

お彼岸のお供えってお菓子以外に何がある?嫁が知っておきたい事!

 

おはぎ(ぼた餅)を神様に捧げるという意味もある

先祖に供えるという以外にも、神様に感謝して、おはぎやぼた餅を捧げるという意味もあるのです。

 

春のお彼岸は、ちょうど農作業を始める時期と同じ。だから豊かな収穫を祈って、山の神をぼたもちでお迎えし、

 

秋のお彼岸の時期と収穫の時期が重なるため、それを感謝しておはぎを捧げたのです。



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夏の呼び名「夜船」の由来

おはぎというのは元々、餅つきをして餅を作るのではなく、もち米をすりこ木で摺りまぜながら作ります。

 

それ故に、

 

 

餅つきの”ぺったんこ、ぺったんこ”という音がしないので、

”何時「ついた」のかわからない”というのをかけて、

”何時、舟が着いたのかわからない”=「着き知らず」と解いて、

”夜の舟”と表現したのです。

 

 

冬の呼び名「北窓」の由来

これがまた、夏の「夜船」という名前の由来の「着き知らず」を元に、

 

さらに連想ゲームというか、言葉あそびの続きから「北窓」という呼び名になったんですって。

 

それは、

 

 

「着き知らず」を転じて、

「月知らず」とし、

”月が見えない”のは、「冬の窓」だから、

「北窓」の呼び名がついたんだとか。

 

まとめ

大昔は砂糖や小豆は高級品で、「おはぎ」は家族が集まるお彼岸やお盆にだけ食べられる貴重な食べ物だったのですね。

 

季節ごとにそれぞれ風情ある呼び名を付けたくなるほど大切なご馳走だった「おはぎ」。

 

これからは、おはぎを食べる時、日本人が大切にしてきた「おはぎ」「ぼた餅」「夜船」「北窓」のことを思って味わって食べたいなと思います。

 

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