子どもにも簡単に折れる平面の門松と立体の門松の作り方を図解します。
楽しいお正月に向けて、保育園や幼稚園でもお正月飾りを作る時期ですね(^^)
この壁面用の平面の門松と、ちょっと工作みたいな、でも、すべて折り紙で作れる自立する立体の門松は、工程こそ沢山ありますが、複雑な折り方が一切ない簡単なものです。
しかも、簡単な割に完成度が高いんですよ!
格調高い渋めの和紙で作れば、立派にお正月飾りとして、お部屋に飾れるレベルです。
ぜひ、保育園や幼稚園の製作に取り入れてみてはいかがですか?
また、お家でも、子どもと一緒に作ってみてくださいね♪
【関連】お正月飾りのそれぞれの意味が知りたい人はこちらをご覧くださいね♪
門松の折り紙 簡単な平面の折り方
簡単な平面の門松を折るのに必要なもの
- 折り紙
- 緑色・・・7.5cm×7.5cmの折り紙が2枚
- 黄色orクリーム色・・・1.5cm×1.5cmの四角が3個出来る位の切れ端
- セロテープ
簡単な平面の門松の折り方の手順
手順1.
緑の折り紙を裏が返し、図のように置いて点線の通り折って戻し、折り筋を付けます。
手順2.
両端の角を真ん中に合わせて折ります。
手順3.
このように折れたらこのまま裏返します。
手順4.
真ん中を谷折りにして折り上げます。
手順5.
上の両端の角を下の両端の角に合わせて折り下げます。
手順6.
このように折れたらこのまま裏返します。
手順7.
両端の辺(白い線)を中心線(赤い線)に合わせて折ります。
手順8.
矢印のところに指を差し入れます。
手順9.
ここに指を入れて広げて折り潰します。 この写真の下に続く写真を見ながら一緒に折りましょう。
指を入れて広げます。
逆三角形になるように潰します。
このような形になればOKです。
手順10.
左側も同様に逆三角形に折り潰したら、矢印始点の両方の角を矢印終点の角に合わせて点線の通りに折ります。
手順11.
このように折れたらこのまま裏返します。
手順12.
一番下の角を折り筋が縦横交わるところに合わせて折り上げます。
手順13.
これで門松の1つのピースの出来上がりです。
手順14.
他の2つも同様に折ります。
手順15.
黄色の折り紙を1.5cm四方に切ったものを3つ用意します。
手順16.
のりでそれぞれを門松にこのように貼り付けます。
手順17.
まず2つの門松を組み合わせます。右の門松の角を左の門松の白い三角部分の後ろに差し込みます。
手順18.
このようにくっつけたらズレないように裏返します。
手順19.
裏返したら、図のようにセロテープを貼って固定します。
手順20.
残りの1つの門松を下に置き、くっつけた2つを上から置きます。
手順21.
図のように形を整えながら合わせます。
手順22.
ズレないように裏返しセロテープで固定します。
出来上がりです\(^o^)/
壁面に飾るなら梅の花も一緒にどうぞ♪折り紙と切り絵の2通りの折り方を紹介しています♪
次は、簡単な立体の門松の作り方の説明です。
門松の折り紙 簡単な立体の折り方
簡単な立体の門松を折るのに必要なもの
- 折り紙
- 緑色・・・15cm×15cmの折り紙が3枚
- 黄色・・・15cm×15cmの折り紙が3枚
- 金色・・・7.5cm×15cmの折り紙が1枚
- 茶色等・・5cm×15cmの折り紙が1枚(台座用)
- 両面緑・・10cm×10cmにカット(両面折り紙が無ければ画用紙でもOK)
- はさみ
- 両面テープ
- セロテープ
- 輪ゴム
- 定規(15cmあればOK!)
- 麻ひも(土台に巻き付けます。)
- 直径2cm程度のペンなど円筒形のもの
- ペン(印を付けるので、どんなペンでもOK!)
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簡単な立体の門松の作り方の手順
手順1.
黄色の折り紙の上の端に図のように両面テープを貼ります。
手順2.
両面テープの上の紙を剥がして、直径2cm程の円筒形のペンを芯にして、両面テープの反対側の端から折り紙をくるくる巻きます。
手順3.
このくらいの所でペンを抜き取って、くるくるっと最後まで巻きます。
手順4.
こんな感じに巻けました。
手順5.
残りの2枚の黄色の折り紙も同じ様に巻きます。
手順6.
次は緑の折り紙を裏にして、上の端と下から3cmくらいの所に両面テープを貼ります。
手順7.
両面テープの上の紙を剥がします。
手順8.
下の両面テープの所に丸めた黄色の折り紙を置きます。
手順9.
黄色の円筒形を包むように緑の折り紙を巻いていきます。
手順10.
こんな感じで重ね巻きができました。
手順11.
他の2枚の緑の折り紙も同様に、黄色の円筒形の折り紙の上から巻きます。
手順12.
まず1つ目の円筒形の端(繋ぎ目の無い所)から、少し斜め下に向かって、はさみで切ります。(切る角度はお好みで♪)
手順13.
こんな感じに切れました。
手順14.
2つ目の円筒形は、切り始めを1cm下がった所にします。この切り始めも繋ぎ目の無い所を選びましょう♪
手順15.
1つ目の円筒形と角度をだいたい合わせて切りましょう。
手順16.
3つ目の円筒形の切り始めは上から2cmのところです。これも繋ぎ目の無いところを選びましょう!
手順17.
3つとも切り終わったら揃えて形を整えて、なるべく上の方を輪ゴムで抑えます。(なるべくゆるく抑えるようにしましょう♪)
輪ゴムでぎゅっと抑えてしまうと、竹の位置が却ってバラバラになってしまうので、なるべく紙が変形しない程度に抑えましょう。
手順18.
緑の両面折り紙(ここでは画用紙を使っています。)を10cm×10cmに切って、端から上3cmを残したところまで切り込みを入れます。
手順19.
大体5mm幅で切っていきます。
手順20.
こんな感じで切れました。
手順21.
反り返らせるために少し丸めます。画用紙だとちょっとやり難いですね^^;
手順22.
丸めると外側に跳ねる感じになります。
手順23.
丸める内側の方に両面テープを貼ります。
手順24.
今切った松の葉の両端が、門松の正面に均等に来るように両面テープの面を門松に貼り付けていきます。
手順25.
こんな感じで付きました。
手順26.
今度は金色の折り紙を半分に切って、15cm×7.5cmにします。
手順27.
2mm~3mm程に、出来るだけ細かく蛇腹折りをします。
手順28.
真ん中よりも少し下くらいのところをセロテープでくるっと巻いて留めます。
手順29.
扇子の出来上がりです。
手順30.
土台にする折り紙を縦5cmに切ります。(15cm×5cmになります。)
手順31.
裏にして、両面テープを線で囲ったところに貼ります。
手順32.
繋ぎ目がなるべく門松の後ろに来るように、松の葉の周りをくるっと巻きましょう。
手順33.
まず、1つ目の端を固定します。
手順34.
緩みがない様に、尚且、締めすぎずに巻いて、最後に留めましょう。
手順35.
輪ゴムを抜き取ります。
手順36.
最後に松の葉や扇子を整えます。
手順37.
ミニミニ門松の出来上がりです\(^o^)/
おっと忘れていましたよ! 最後に土台に麻ひもを結びましょう♪
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門松の折り紙 簡単な立体と平面の折り方のまとめ
いかがでしたか?
作ってみると、本当に簡単に作れたのではないですか。
平面の門松は、壁面飾りやお正月様のリースの飾りの1つになりますし、立体の門松は、玄関やお部屋に置くのにピッタリの可愛いサイズですね(^^)
お正月に依代として飾ったら、どんど焼きなどにお持ちになって、焚き上げてもらうなんていう経験も子どもと一緒にされてみてくださいね♪
他にもお正月用の折り紙の折り方を紹介していますので、良かったらどうぞ