舞(福原遥)は家族の協力を得て新会社設立することになりました。
舞(福原遥)は御園(山口紗弥加)と一緒に新会社を設立しました。東大阪の工場の技術力を活かして、新商品をつくっていく会社です。
『舞いあがれ!』登場人物紹介
福原遥さん主演の朝ドラ『舞いあがれ!』
ヒロイン・舞は、ものづくりの町・東大阪で町工場を営む父・浩太と母・めぐみ、そして兄・悠人との4人暮らしで育ちました。
引っ込み思案だった舞ですが、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母・祥子の元を訪れ、五島列島の広い空に風を受けて力強く舞いあがる「ばらもん凧(だこ)」に魅入られます。
あんなふうに空高く飛びたい──空へのあこがれは、パイロットになる夢へとふくらんでいきます。本物のパイロットになるべく努力を重ねていた舞ですが、父の会社IWAKURAの立て直しに奔走することになり、順調に業績を回復したIWAKURAは航空機の部品作りを目指しますが、安定した経営を選んだめぐみは、航空機の部品作りを辞めました。
インサイダー取引で非難を浴びた悠人は自分を取り戻し・・・
貴司と舞は二人の心が通じあい、ついに結ばれる時が来ました。
ふたりはお互いに励ましながらそれぞれの夢を追いかけていきます。
なにわバードマンのOBたちの力をかりながら、オープンファクトリーを成功させた舞は新たな夢に向けてスタートします。
『舞いあがれ!』第23週「飛躍のチャンス」あらすじ
『舞いあがれ!』第23週「飛躍のチャンス」第1話
舞(福原遥)は御園(山口紗弥加)と一緒に新会社「こんねくと」を設立しました。
東大阪の工場の技術力を活かして、新商品をつくっていく会社です。
新しく借りた事務所の搬入を結城たちに手伝ってもらっていました。
舞「すみません。休みの日に」
結城「ええよ。いつでもいうて。」
舞「御園さん。ええ仕事しましょう。」
御園純「うん。」
2人は、そういって握手しました。
2代目社長の会で、2人で起業の挨拶をしました。そこで、新しい人を紹介されます。
舞「初めてのお客さんですね。」
相談相手は、パンチングメタルの技術をもつ会社でした。
相談はしてくれたものの実績のない舞の会社はまだ信用されていません・・・
舞「一度、チャンスをいただけないでしょうか。これだけの技術やったら、必ずええ商品ができると思うんです」
さっそく、舞と御園はパンチングメタルの技術を使った新商品を企画していきます。
御園純「初仕事やし、気合い入れていこう」
舞「はい。そうですね。」
舞は、初仕事のことを久留美(山下美月)に話をします。
舞「ほんでな。こないだ、初めてお客さん来てくれてん。」
久留美「順調に仕事きてるやん。良かったな。」
舞「けど、この商品売れるまでにはお金にならへん。こっからやわ。」
久留美「そっか。悠人くんもなんやかんや言うて、心配しとったで。」
舞「久留美、お兄ちゃんと会ってるん?」
久留美「うん。時々な。世間話と投資の話やけど。お父ちゃんも飲みに行ってるみたい。」
舞「お兄ちゃんとどんな話するんやろな。」
久留美「恋の話とか・・・」
道子(たくませいこ)と佳晴(松尾諭)の様子を見て・・・
久留美「なんか、最近仲ええねんな」
「こんねくと」で、2人が練った企画はデザインパンチングを使ったランプでした。
御園純「ランプか~。いいかも。」
舞「ほんまですか?あとは、ターゲットとコンセプト決めて、提案ですね。」
御園純「ランプって、けっこう使うところ限られるよね。」
舞「夜、部屋でゆっくりしたい時とか」
御園純「寝る前とか」
舞「日常の中の特別な時間」
御園純「いいじゃない。それコンセプトになりそう」
さっそく、パンチングメタルの会社・仙波に提案します。
仙波は、ランプの企画を「こんねくと」に頼みます。
商品の設計から板金までを一貫して行える技術も必要になります。的場は、我妻(久保田麿希)にお願いしたらどうかと考えます。
舞と御園は、さっそく我妻のところに相談に行きましたが・・・
デザインパンチングをでランプを作るためには、多くの規定をクリアする必要がありました。
我妻花江「アカン。うちはやらへんで」
我妻花江「無理です。私は、売れないことがわかっている仕事を受けることはできない」
御園純「あれだけはっきり断られたら、さすがに行きにくいよね」
舞「大丈夫です。怒られても、もう一度行きます」
『舞いあがれ!』第23週「飛躍のチャンス」第2話
デザインパンチングをでランプを作るためには商品の設計から板金までを一貫して行える技術も必要になりました。
舞(福原遥)は、その板金ができる吾妻(久保田麿希)を訪ねました。
我妻花江「アカン。うちはやらへんで。アホちゃう。こんな見込みあれへんものに、試作もなんもあれへんわ」
吾妻は、売れる見込みがないものを受注しないと言ったのです。
舞「すみません。小さい会社で信用もなんもないのわかってください。これ見てください。仙波さんのところで作ったデザインパンチングです。これを私は、多くの人に見てもらいたいんです」
我妻花江「パンチングなんか、どこでもあるのと違うの」
舞「この小さなパンチングは、仙波さんのところだけしかできないんです。せやから、写真みたいリアルな絵にできるんです」
舞は、詳しく説明しましました。
我妻花江「なんや、あんたえらいくわしいな」
舞は、吾妻と一緒にノーサイドに行きました。
我妻花江「あんたIWAKURAさんのところの娘さんなんやて」
舞「こんねくとはその子会社です」
我妻花江「大きな工場やと、娘さんに会社つくって遊ばすことができるんやな。どこも生き残るのに必死や」
舞「せやから、こんねくとを作ったんです。私はずっと東大阪ですごしてきました。今、工場の数がどんどん減っています」
我妻花江「せやな。この町もえらい変わってしもたもんな」
舞「いろんな会社が連携して、なんとかこの町のものづくりを続けていきたいんです」
我妻花江「その気持ちはようわかる。けどな、時代の流れには逆らえんって」
舞「せやから、新しいことをやるんです。うちの会社は、手探りです。けど、誰もやってないことをやらんと今の状況は変えられません。その第一歩を我妻さんと仙波さんと踏み出したいんです」
我妻花江「覚悟はあるんやろな。中途半端に投げ出したら、二度と仕事せえへんで。いっぺんだけ付き合ってあげる」
舞は、なんとか我妻に仕事を受けてもらいました。
舞と久留美、貴司は「うめづ」で、久しぶりに3人で集まりました。
久留美「こないだ言うてたあれ。どないしたん?」
舞「デザインパンチング?あれランプにしようと思ってる。引き受けてくれる業者も見つかって」
久留美「ええやん」
舞「うちの話はええねん。久留美は?なんか話あるんやろ?」
久留美「フライトナースって知ってる?緊急の要請があった時に、一番最初に行く看護師なんやけど、それ挑戦したいな思って」
舞「なんで、これやりたい思ったん?」
久留美「看護師としてのキャリアを考えた時に、救命救急の道を究めたいって思ったから」
貴司「ほな、病院変わるってこと?」
久留美「うちの病院はドクターヘリないねん。表紙みて。長崎は、離島が多くてドクターヘリの導入も早いんよ。その道の先生も多いし、そういうところで勉強ができたらええな思って」
舞「私は、久留美がやりたい思うことやったらええと思う」
家に帰って、貴司と舞で話をします。
舞「迷ってる感じやった。」
貴司「おっちゃんのことかな?」
舞「おっちゃん一人にするん心配なんやと思う。」
貴司「ちゃんと、話し合えたて前進めたらええな。あんな、舞ちゃん来週ちょっとデラシネにこもりたいねん。2冊目の歌集作りたくて。」
舞「わかった。応援してる。」
我妻が製品をもってきました。
我妻花江「これでどうやろ。」
舞「いいですね」
予算とサイズを調整をしながら、ランプは無事完成しました。
舞「ほんまに皆さんのおかげです。ありがとうございました。」
我妻花江「まだ完成してへんで。人の手に届くまでがものづくりや」
そして、舞と久留美がノーサイドで話をします。
舞「久留美、おっちゃんにはもう話したん」
久留美「まだ言ってない。一人にできへんやろ。長崎はやっぱり遠すぎるな」
そのタイミングで、酔っぱらった佳晴(松尾諭)を連れて、悠人(横山裕)がやってきました。
久留美「お父ちゃん。どないしたん?」
津田道子「あんた・・・」
久留美と悠人は、佳晴を抱えて家まで送り届けました。そして、3人が家についたところで台風の影響で停電が起きました。
佳晴はすぐに寝てしまうので、悠人と久留美は灯りがない中で2人きりになります。
久留美「ありがとう。お父ちゃんのこと」
悠人「親父さんには、俺も助けてもろたことあるからな」
そういって、暗闇の中で2人は会話をします。
久留美「実は、看護師のキャリアアップのことで迷ってて・・・」
悠人「キャリアアップって?」
久留美「ドクターヘリに乗る看護師、フライトナースになりたいと思ってて」
悠人「お父さんに伝えるべきだと思う。認めてくれるよ。佳晴さんなら」
悠人は、久留美の背中を押しました。
華丸「やめてくださいよ」
大吉「なに?」
華丸「放送前にあれは売れるかどうかめちゃくちゃ言っていましたね。
千円では高すぎる」
大吉「そんな事いってない。本当に販売するなら29800円かなってお前も言ってたじゃない」
華丸「心配なんです‼️これが売れないと終わりだから」
『舞いあがれ!』第23週「飛躍のチャンス」第3話
舞(福原遥)と久留美(山下美月)は「ノーサイド」でご飯を食べながら話をしていました。
その日、台風が近づいてきていました。
そこに、悠人(横山裕)が一緒に飲んで酔っぱらった佳晴(松尾諭)を連れてやってきました。
久留美「お父ちゃん。どないしたん?」
津田道子「あんた飲みすぎやって」
久留美「すみません。連れて帰りますんで」
久留美と悠人は、佳晴を抱えて家まで帰りました。
台風が来てたので、舞は歌集を書くためにデラシネにこもってる貴司(赤楚衛二)のところに行きました。
舞「貴司くん、大丈夫?」
貴司「舞ちゃん、大丈夫やで」
そういって、外にでている物を一緒に片付けました。
久留美と悠人、お父ちゃんの3人が家につきました。
久留美「迷惑かけてすみません」
悠人「全然。ほな帰るわ」
久留美「大丈夫ですか。これからもっと、風強くなるみたいですけど」
悠人「まだ、大丈夫や」
そう言ったタイミングで台風で停電が起きました。
久留美は、舞にもらったランプをつけて照らします。
悠人「すごいな」
久留美は、改めて近況を聞きました。
久留美「お仕事順調ですか?」
悠人「俺、改めてなんも知らんな思った」
久留美「どういうことですか?」
悠人「知り合いの社長に、なんのために会社やってるのか聞いてみてん。そしたら、一人でも多く幸せにしたいって。びっくりしたわ。俺、そういう風に考えたことなかったから。」
久留美「悠人さん、変わりましたよね。昔やったら、そんなん鼻で笑ってましたよ」
悠人「ほんまやな。俺のことはええねん。そっちはどうなん。なんか悩んでるみたいやけど」
久留美「仕事のキャリア考えて、長崎行ってフライトナースになろう思ってたんです」
悠人「お父さんが悩んでる理由わかったわ。今日、飲んでる時いうてたで。久留美はなんか悩んでる。けど、なんも言うてくれへんって。言うてみたらええやん」
久留美「簡単に言わんといてください。私が長崎行ったらお父ちゃんは一人ぼっちです。お父ちゃんが病気したら、誰が面倒みるんですか」
悠人「親父さんのこともっと信用したって。大丈夫や。子どもが頑張ってたら親父も頑張れるねん。離れたら、離れるだけ強くなれる。心も体も。俺はそう思う」
久留美「そういうもんですかね」
悠人「もう十分ちゃうか。自分の幸せ考えて前に進んだほうがええ」
久留美「心配してくれてるんですね」
悠人「そりゃあ、舞の大事な友達やからな」
悠人は、久留美の背中を押しました。
一方、デラシネで舞と貴司も話していました。
舞「雨つよなってきたな」
貴司「子どもの頃、台風来たら嬉しなかった?雨がぐるぐる回って、洗濯機みたいやなって」
舞「ていうか、外でたん?」
貴司「ちょっとだけな。ほんで、しばかれた」
舞「私と全然違う。なあ、子どもが出来たらどっちに似るやろな?」
貴司「どやろな」
舞「台風見て、洗濯機みたいって思えたらおもろいな」
貴司「そやな。」
久留美は、父親にフライトナースのこと相談します。
望月佳晴「なんや。」
久留美「フライトナースなるために、長崎の病院の面接受けたい。」
望月佳晴「長崎?」
久留美「ドクターヘリの体制が整ってる病院があるねん。」
望月佳晴「ドクターヘリって危ない仕事ちゃうんか?」
久留美「せやな。災害現場にも行くと思う。けど、挑戦したい」
望月佳晴「もう決めてんのか」
久留美「うん」
望月佳晴「やりたいんやったらやったらええ。お父ちゃんも頑張る。そやから、久留美も頑張れ」
久留美「ありがとう。けど、お父ちゃんは一人で大丈夫?」
望月佳晴「何言うてけつかるねん。お父ちゃんは大丈夫や。板前の仕事もだいぶ板ついてきて、そろそろエリアマネージャーか言われてるねんぞ」
久留美「仕事はええねんけど、私は、津田さんと一緒になれば嬉しいな。」
望月佳晴「はあ~?」
久留美「好きなんやろ。お父ちゃんも一歩踏み出してみたら?」
望月佳晴「何う言うてけつかるねん。」
一方、舞の仕事の方では「こんねくと」に仙波が大手の瀧本を連れてやってきました。瀧本は、うちで商品を取り扱わせて欲しいと言ってきたのです。
『舞いあがれ!』第23週「飛躍のチャンス」第4話
舞(福原遥)が提案したデザインパンチングのランプが完成しうまくいっていました。そのことを、仙波も喜びます。
仙波は、大手のインテリアショップの瀧本(小堀正博)を連れてきました。
瀧本は、うちで商品を取り扱わせて欲しいとやってきたのです。
舞「弊社は、東大阪の町工場のために立ち上げた会社です。職人さんの技術を安売りできません」
瀧本は舞に提案をします。デザインパンチング以外の部品を中国のものにした方がコストが圧倒的に安くなるし、大量生産できるというものでした。
舞「それはできません。設計も加工も東大阪でやるから意味があるんです」
仙波は、たくさんの人に手にとってもらいたい。瀧本のところで売る方が自分の技術を伝えられると考えていました。
御園純「自分勝手じゃないですか」
舞「御園さん・・・」
2人が帰った後、御園と舞が話します。
御園純「なんで突き返さないの。検討の余地もないじゃない。仙波さんも勝手よ。いいように言ってたけど、結局うちの会社も我妻さんもランプの権利を奪われるだけよ」
舞「けど、仙波さんの気持ちもわかります。仙波さんの工場にとってはチャンスです。大手のメーカーと取引できるんですから。たくさんの人に届けば、たくさんの人に知ってもらえる。確かにそやなって思いました」
御園純「最終判断はあなたに任せる。けど、社長なら自分の会社のこともっと考えて。ランプを手放すってことは、この1ヶ月取り組んだことが無駄になるってことだからね」
翌日、舞は我妻(久保田麿希)に謝りに行きます。
舞「申し訳ありません。仙波さんにランプの販売を大手のメーカーさんにお願いした言われました」
我妻花江「なんやのそれ?どういうこと?」
舞「海外で大量生産して、販売するそうです。仙波さんは、是非そっちで販売したいって」
我妻花江「販売権を譲ってしまうんかいな」
舞「仙波さんのところの技術が広く知ってもらうんやったらええことやと思います」
我妻花江「あきれたお人よしやな。結局、仙波のところが得するってことやろ。それは、あんたらがやろうとしてたことと違うんちゃうか。あんたらが新しいことやるいうから付き合うたんやで。こんなことしてたら、なんも変われへんわ。ほな、帰らさせてもらうわ。」
舞「申し訳ございませんでした」
めぐみ(永作博美)は舞が元気ないので話をします。
めぐみ「ランプの方どない?」
舞「アカンかった。大手のメーカーが製造と販売やらせて欲しい言うてきて。もっと、私らに実績があれば、信用しますって任せてもらえたかもしれんのに」
めぐみ「しゃないな。信用は簡単に手に入るもんちゃう。何年も積み上げてようやっと手にいれるもんや。落ち込んでる暇ないで、一歩一歩進んでいくしかあれへん」
ノーサイドでは、舞と御園が話をしていました。
舞「最初の1件目がアカンかったからって、落ち込んでたらダメですよね。20件でも30件でもどんどんやって、信用つかみとっていきましょ」
御園純「いいね。その前向きな感じ。はじめたばっかりだもんね」
舞「我妻さんにも、次の商品こそ一緒に作りましょってお願いします」
御園純「ランプの件、アイデア提供と技術開発料をちゃんともらいます。再スタートだね」
そんな話をしているところ、ノーサイドで津田(たくませいこ)に佳晴(松尾諭)がプロポーズしていました。
望月佳晴「結婚せえへんか」
津田道子「アンタ本気で言うてるの?」
望月佳晴「ほら、津田さんみたいなしっかりした人と一緒になったら、久留美も安心やん。老後も安泰やん」
津田道子「帰り。アホ。誰があんたの家政婦なるねん」
そのことを聞いてた、舞が久留美(山下美月)に連絡して「うめづ」で話します。
久留美「お父ちゃん、なにやらかしたん?」
望月佳晴「津田さんにプロポーズしました」
久留美「返事は?」
望月佳晴「あきませんでした」
久留美「なんて言うたん?」
望月佳晴「津田さんと一緒になったら、老後も久留美も安心やって」
久留美「アホちゃう。そんなん誰でも断るわ。津田さんに養って言うたようなもんやん」
望月佳晴「確かに、言葉は間違った。そやけど、津田さんと一緒にいたら楽しいし、これからもずっと一緒にいて欲しいと思ってる」
久留美「なんで、そう言えへんかったん」
舞「もう一回ちゃんと話してみたらどないです?正直な話を伝えたら、津田さんも聞いてくれると思います」
その数日後、佳晴(松尾諭)が「こんねくと」にやってきました。
望月佳晴「頼みたいことあるねんけど、話聞いてくれるか」
舞「はい」
大吉「お父ちゃんの恋」
鈴木アナ「何しに来たんでしょうね」
華丸「そう言う会社じゃないでしょう 男女の『こんねくと』する会社じゃないですから」
大吉「このタイミングで来るんだ」
松尾「この回で来るとは 凄く恥ずかしいです」
『舞いあがれ!』第23週「飛躍のチャンス」第5話
ある日、「こんねくと」に佳晴(松尾諭)がやってきました。
望月佳晴「頼みたいことあるねんけど、話聞いてくれるか」
舞「はい。頼みってなんですか?」
望月佳晴「舞ちゃん、今度こそ津田さんにちゃんとプロポーズしたいんや。協力してくれんか?
津田(たくませいこ)とは、「ノーサイド」の店長です」
舞「もちろんです。なんでも、協力します。で、何をすればいいですか?」
望月佳晴「津田さんは、指輪が金属アレルギーでつけられへんねん。金属アレルギーの人でもつけられる指輪、作ってくれへんんか」
舞「金属じゃないもので、指輪を作るんですね・・・わかりました。協力させてください」
佳晴は、津田もつけられる指輪をプレゼントしてプロポーズしようと考えていたのです。舞は、快く承諾しました。
ある日、「こんねくと」に佳晴(松尾諭)がやってきました。
望月佳晴「津田さんに改めて思い伝えたいんや。頼みたいんは、指輪なんや。舞ちゃん知ってるやろ。アクセサリーつけてへんの」
舞「金属アレルギーやいうてまいた」
望月佳晴「津田さんもつけられる指輪作って欲しいんや」
舞「わかりました。なんとかします」
佳晴は、津田もつけられる指輪をプレゼントしてプロポーズしようと考えていたのです。
舞は、快く承諾しました。
舞は、我妻(久保田麿希)のところに話をもっていきました。
我妻花江「指輪?なんでうちに?」
舞「チタンでお願いしたいんです。金属アレルギーの人のために、作りたいんです。」
我妻花江「チタンでアクセサリーか。ええとこ目つけた思うで。やろか。ほんで、納期はいつ?」
舞「指輪は、2週間後。」
我妻花江「無茶いうな。」
その日から、さっそくアクセサリーを作る作業に入ります。
佳晴(松尾諭)は、手紙を書いていました。
久留美「何かいてるん?」
手紙には、ドーベルマン望月の復活ですって書いてありました。
プロポーズの日、ドーベルマン望月の服を来てプロポーズします。
望月佳晴「なんもうまいこといかんかった時、ドーベルマン言うてくれたんはあんただけやった。この前は、すまんかった。俺はあんたのことが好きや。これ。」
津田道子「指輪つけられへんって。」
望月佳晴「大丈夫や。アンタでも、つけられる指輪や。どうしても、今日つけたいんや。」
津田道子「今日なんの日や。」
望月佳晴「誕生日やろ。」
津田道子「知ってるわ。」
望月佳晴「結婚してください。」
津田道子「はい。」
それから、チタンのアクセサリーはたくさんの注文が入っていました。
舞「これからもどんどん新しい物をつくっていきましょう。」
我妻花江「はい。」
舞の会社「こんねくと」は、軌道にのりました。舞は、久しぶりにデラシネに行きました。
舞「貴司くん。」
貴司「舞ちゃん。」
舞「今、仕事終わらせて病院行ってきた。赤ちゃんできた。」
貴司は、舞を抱きしめました。
第24週「ばんばの歩み」に続きます
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