初詣の参拝って、今まで他の人の見よう見まねで何となくやっていたけど、改めて考えてみると、ちゃんとした正しいお参りの作法を知らないってことありますよね。

そういう私も、二拝、二拍手ナントカカントカ・・・だよね?なんて、キチンと答えられませんでした。

小さな子どもを連れて初詣に行く予定なんだけど、子どもに参拝の仕方を教えられる自信がなくて困ってませんか?

そんなあなたの為に(自分のためにも^^;)、初詣の正しいやり方、合わせて、お賽銭やおみくじの詳しい事を調べました。

神社境内でのマナーや参拝の順序など、決まりごとも多いのですが、一度憶えてしまえば自信がつきます。

ぜひ、これを読んでしっかりと憶えましょう。



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初詣のやり方~神社での作法

初詣 やり方は、一部の神社を除いては多少違いがあるものの、一般的には、 二拝(にはい)→二拍手(にはくしゅ)→一拝(いちはい) というのが「ほぼ全国共通」です。

※拝は頭を下げること、拍手は手を打つことです。

これが、「神社での正式の拝殿作法」とされています。

そして、基本的には、神棚も同じ作法です。

動画【伊勢神宮】手水と参拝の作法

それでは、具体的な初詣参りの作法を順々に説明していきます。

一、参道での作法

1. 神社の鳥居の前に立ち、一礼(一揖(いちゆう))する

どこの神社でも、入り口に必ず鳥居があります。

まず、神社の一番外側にある「一の鳥居」をくぐって、神社境内へ入ります。

この時、 社殿に向かって軽く(15度くらい頭を下げて)一礼 します。

これを「一揖(いちゆう)」または、「小揖(しょうゆう)」と言います。

2. 神社の鳥居をくぐる

大きな神社の場合、参道に鳥居がいくつか並んでいる場合があります。

この場合、神社の外側から順番に、「一の鳥居」「二の鳥居」「三の鳥居」といいます。

3. 神社の参道を進む

鳥居をくぐり参道を進む時は、参道の中央を歩いてはいけません。

参道の中央は「正中」といい、神様が通る道なので、私達はそこを避けて通らなければならないんですって。

二、手水舎(てみずや)での作法

4. 手水舎で身を清める

参拝する前というのは、本来なら、精進潔斎や禊(みそぎ)をするべきところですが、実際には中々そうもいきません。

代わりに参道の脇にある 御手洗(みたらし)(手水舎(てみずや)とも呼ばれます。)で、手と口の中を清める ことで身を清めます。

手水舎には、きれいな水が溜めてあり、柄杓(ひしゃく)が用意されています。そこでの作法の順番は次の通りです。

  1. 右手で柄杓を持って水を汲み、その水を左手に掛け清めます。
  2. 次に、左手に柄杓を持ちかえ、右手を清めます。
  3. 再び柄杓を右手に持ちかえ、左の手の平を丸め水を受け、それを口に入れて濯(すす)ぎます。
  4. 濯ぎ終わったら、残りの水でもう1度左手を清めます。
  5. 使った柄杓を縦にし、こぼれる水で柄の部分に水を流して濯ぎ、柄杓を元の場所に戻します。

この時、気を付けなければならないのが、直接柄杓に口をつけてはいけないという事。他の多くの人が使うのですから、清潔に使いましょうね。

三、参拝の作法

冒頭では、二拝(にはい)→二拍手(にはくしゅ)→一拝(いちはい)が一般的な作法だと説明しましたが、ここではもう少し丁寧な作法を紹介したいと思います。

丁寧な作法とは、 「一揖((いちゆう))→二拝→二拍手→一拝→一揖」 となり、一般的な作法に加え、最初と最後に一回ずつ軽いおじぎ「一揖((いちゆう))」を入れます。

5. 拝殿に参拝する際に、まず、一揖する

拝殿に向かって、軽く一揖します。

6. 鈴を鳴らす

鈴は、力強く鳴らしましょう。鈴を鳴らすことで、お参りに来たことを神様に知らせることができます。

7. お賽銭(さいせん)箱にお賽銭を入れる

賽銭箱の前に進み、御祭神に向かって小揖(しょうゆう)します。

お賽銭を入れる時は、投げつけるように入れず、静かに入れましょう。

8. 再拝(二拝(にはい)=二回礼)する

正式には、 体を90度に曲げて「拝」をし、手の平が膝上くらいに来るまで起き上がり、そのまま再び90度に曲げます 

二拝と再拝の違いとは、二拝は、二拝したら背を立て直しますが、再拝は、手の平が膝上くらいに来るまで起き上がり、そのまま再び90度に曲げる拝の仕方を言います。

でも、一般参拝者はそこまで厳密にする必要はないみたいですよ。

9. 二回拍手(かしわで)をする

肩幅ほどに両手を開いて前に伸ばし、手の平を合わせた後、右手を少し後ろへずらし、柏手を2回打ちます。(左手の親指の付け根の膨らみと右手の手のひらの真ん中の凹みが合わさるぐらいのイメージで)

拍手をするのは神様に聞かせるためではなく、自分が素手であり、何の下心もないことを神様に見せるためなんですって。

10. 再び、両手の平を合わせ祈念をこめて手を下ろす

心の中で祈願事や奉告するべきことを唱えます。

11. 一拝(一礼)する

上半身を90度に曲げ、「拝(はい)」をします。

12.拝殿の前から退出する前に再度、小揖する

人によっては、この後、授与所なり社務所に行き、お守りやお札を戴くか、朱印を戴いたり、おみくじを引いたりします。

13.鳥居の手前で小揖する

神社の境内から退出するとき、鳥居の手前に来たら、社殿に向き直り、小揖します。

14.境内を出て一礼する

鳥居を出てから一礼をし、帰ります。

神社によっては、参拝の作法について、張り紙があるところもあります。そのような説明があれば、それに従えばよいので問題ありませんね。

宮司さんなど神社の方に聞いても良いと思いますが、初詣の際は混雑しますので、なるべく 事前に作法を調べておくと良い と思いますよ。

【関連】初詣に喪中に神社へ行っても良いの?お寺へは?の疑問にお答えします。

大晦日や三が日など神社が混雑している時

賽銭投入エリアをひろげて、多くの人が一遍に拝礼できるようにしていたり、進行順路が設定されたりしている場合は、この参拝の作法通りにいかない場合もあります。

せっかく憶えて行ったのに、作法通りにできなかった・・・なんて残念がる必要はありません。

これを憶えていれば、必ずどこかで役に立ちますよ。

近くの神社と遠くの神社どちらに参拝するべき?

ちょっと足を伸ばせば、全国的にも有名な神社があると思います。

大きな神社で有名だし、そちらの方がご利益があるのでは?と思う人も多いと思います。

でも、まずは あなたの住んでいる町の氏神様から参拝する のが一番です。

有名な神社に参拝するなら、その後に行くといいですね。

なぜかと言うと、氏神様からお参りしていくのが、正しい参拝のやり方だからです。

ただ、両方行っても、何箇所行っても、それは構わないそうですよ。

初詣の参拝の仕方の由来

「手水をした後に御神前にまかり出て拝礼する」という決まりは古くからあったようです。

拍手は、古代中国からの作法で、貴人に対して尊崇の念を込めて叩いた事に由来します。

日本でも天皇に対して拍手していた時代もあったそうです。

明治以降、政府が度々拝礼法を発し、最終的に現在のやり方になったそうです。

その他の風習がある神社

この他、地域や神社によっては独特の風習がある所もあります。

中では、教派神道をはじめとするいくつかの神道は、四拍手としています。

これは明治時代に「神社神道は教義を持たない」と国が定めた為、少数の神道は、国の庇護を離れ、古来の作法に戻し、四拍手にしたからです。

現在、 四拍手を作法とするのは、出雲大社や弥彦神社が有名 です。

出雲大社系統の神社は、「二拝、四拍手、一拝」としているそうですよ。

略拝詞について

一般的には、あまり初詣でこれをやる人は、見かけませんが、2回拍手したあと、略祓詞(りゃくはらえことば)又は略拝詞(りゃくはいし)を唱えることが各神社で推奨されているそうです。

略拝詞(りゃくはらえことば)

祓(はら)へ給(たま)へ
清(きよ)め給(たま)へ

略拝詞(りゃくはいし)は、

祓(はら)へ給(たま)へ
清(きよ)め給(たま)へ
守(まも)り給(たま)へ
幸(さきは)へ給(たま)へ

※ 神社によって言葉が、少し異なる場合があります。

これらは言霊(ことだま)なので、声に出すことで意味があるそうです。

初詣でお賽銭を入れるやり方

初詣のお賽銭はいくらが縁起がいいのでしょう?よく言われているのが、「5円」を『ご縁がある』からと、お賽銭に入れる人もいますね。

また、1,000円や5,000円、中には10,000円などのお賽銭も目にすることもあります。

やはり、そんなのを見ると、額が多い方がご利益があるのかな・・・なんて思ってしまいますよね。

でも、心配ご無用です。

お賽銭は願掛け料とは違い、「お供物をお金に替えたもの」と考えますので、特に決まりはありません。

高額なお金を入れれば、ご利益があるというものではありません。

「ご縁(5円)」とか「始終ご縁(45円)」とかで楽しんだり、自分の好きな金額で、何の問題もありませんよ。

一方で、古いお守りを神社に返納する時に、お守りを買った時の値段の3割~5割程度の金額を賽銭箱に入れるという作法があります。

たとえば1,000円で買ったお守りだとしたら、300円~500円をお賽銭として、入れるようです。

ちなみに、お金以外で神社にお返しする場合、「古札(ふるふだ)の返納に参りました。」とちょっとしたお菓子や果物、清酒などを社務所に届けるのもいいみたいです。

初詣でおみくじの正しいやり方

おみくじを引いて、それを開いて見た後、みんなが境内にある木に木の枝に結んでいますが、あれには、どういう意味があるのでしょう。

神社の中におみくじを結ぶのは、例えば凶を引いてしまったら、 「神仏に縁を結び助けてもらう」 ために、木の枝に結ぶのだそうです。つまり、 「引いてしまった悪い運を払う」 という意味があるんです。

だから、吉、中吉、大吉を引いたら、持ち帰るという人も多いですよね。

基本的には、吉凶どちらでも、木の枝に結んでも、持ち帰っても自由なのです。

また、部屋から古いおみくじが出てきて、どうしたらいいのか分からない場合は、おみくじを封筒に入れて、神社に持っていき、事情を話して、処分してもらいましょう。

【関連】ペットも一緒に初詣できる神社に参拝行ってきた体験記です。

初詣のやり方のまとめ

お疲れ様でした。

色々と憶えることも多くて大変ですよね。

でも、バッチリ憶えて、 初詣のやり方を子どもに聞かれてもドヤ顔で教えてあげましょう♪

最後にもう一度、初詣の参拝の作法を順々におさらいしておきましょう。

  1. 神社の鳥居の前に立ち、一礼(一揖(いちゆう))する
  2. 神社の鳥居をくぐる
  3. 神社の参道を進む
  4. 手水舎で身を清める
  5. 拝殿に参拝する際に、まず、一揖する
  6. 鈴を鳴らす
  7. お賽銭(さいせん)箱にお賽銭を入れる
  8. 再拝(二拝(にはい)=二回礼)する
  9. 二回拍手(かしわで)をする
  10. 再び、両手の平を合わせ祈念をこめて手を下ろす
  11. 一拝(一礼)する
  12. 拝殿の前から退出する前に再度、小揖する
  13. 鳥居の手前で小揖する
  14. 境内を出て一礼する

もし忘れたとしても、最低限、「二拝(にはい)→二拍手(にはくしゅ)→一拝(いちはい) 」だけ憶えておけば、なんとかなりますよ(^_-)

あなたにとって、来年も良い年になりますように♪

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