舞(福原遥)は御園(山口紗弥加)の会社「こんねくと」でがんばっています。
五島では、ばんばが病気で倒れてしまい、大阪で一緒に暮らそうとしています。
めぐみはIWAKURAの社長を退くつもりです・・・
『舞いあがれ!』登場人物紹介
福原遥さん主演の朝ドラ『舞いあがれ!』
ヒロイン・舞は、ものづくりの町・東大阪で町工場を営む父・浩太と母・めぐみ、そして兄・悠人との4人暮らしで育ちました。
引っ込み思案だった舞ですが、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母・祥子の元を訪れ、五島列島の広い空に風を受けて力強く舞いあがる「ばらもん凧(だこ)」に魅入られます。
あんなふうに空高く飛びたい──空へのあこがれは、パイロットになる夢へとふくらんでいきます。本物のパイロットになるべく努力を重ねていた舞ですが、父の会社IWAKURAの立て直しに奔走することになり、順調に業績を回復したIWAKURAは航空機の部品作りを目指しますが、安定した経営を選んだめぐみは、航空機の部品作りを辞めました。
インサイダー取引で非難を浴びた悠人は自分を取り戻し・・・
貴司と舞は二人の心が通じあい、ついに結ばれる時が来ました。
ふたりはお互いに励ましながらそれぞれの夢を追いかけていきます。
なにわバードマンのOBたちの力をかりながら、オープンファクトリーを成功させた舞は新たな夢に向けてスタートします。
東大阪の製造業のための会社「こんねくと」を設立した舞と御園は商品開発に挑みます。
久留美の父、佳晴はカフェ「ノーサイド」のママ津田に告白
ばんばと大阪で暮らすことになり、めぐみはIWAKURAの社長を退くことを決意しました。
『舞いあがれ!』第25週「未来を信じて」あらすじ
『舞いあがれ!』第25週「未来を信じて」第1話
舞(福原遥)は元なにわバードマンの先輩・刈谷(高杉真宙)から久しぶりに連絡をもらい、電動小型飛行機を作っていることを知りました。
2人が「こんねくと」にやってきました。
電動小型飛行機「空飛ぶクルマ」の開発に興味をもった舞は刈谷の情熱に大学時代のスワン号を思い出しました。
「空飛ぶクルマ」の作業現場を、舞は見学しました。
舞「これですか?」
刈谷博文「面白か機体やろ?」
舞「触ってもいいですか?」
玉本「ええよ」
舞「なんかスワン号思い出しますね」
刈谷博文「懐かしいか。俺たちが目指してるのは、ただのドローンじゃないたい。空飛ぶクルマたい。岩倉、見とけ。来年には有人飛行を実現するから」
舞「来年ですか」
刈谷博文「俺たちは、誰もが空を行き来できる未来を作るたい」
玉本「相変わらずやろ?」
舞は、その話を家でします。
祥子「うわ~。空飛ぶクルマかい」
貴司「刈谷さんと玉本さんってなにわバードマンの先輩やろ?」
舞「なんか、思い出したわ。2人とも、夢追いかけ続けてるんよ」
祥子は、デラシネを訪問。
本を読んで貴司(赤楚衛二)に返します。
そして、貴司は祥子をデラシネに案内します。そこに、リュー北條(川島潤哉)がやってきます。
リュー北條「うん。問題ないね」
貴司「遅れて申し訳ないです」
リュー北條「いや。ただ、そろそろ3冊目の歌集かんがえないとね。歌、読めてる?」
貴司「少しずつ」
しかし、本当は貴司(赤楚衛二)は詩がふたたび読めなくなっていました。
舞は、「こんねくと」で仕事をしながら、刈谷たちの開発の様子を見にいきました。すると、2人は喧嘩していました。
玉本「刈谷、もう時間ない」
刈谷博文「わかっとる」
玉本「ええ加減、現実見てくれや」
舞は、玉本をうめづに連れてきました。
舞「開発、うまく行ってないんですか?」
玉本「普通のドローンとわけが違う。100キロ近くある。開発が遅れると金がどんどん減る。そしたら、パーツもそろえられへん」
舞「なんか、できること・・・」
玉本「大丈夫。俺らの問題や。岩倉も忙しいやろ」
舞は何かできることはないか、考えています。
『舞いあがれ!』第25週「未来を信じて」第2話
刈谷(高杉真宙)と玉本が開発を進めている「空飛ぶクルマ」の作業現場を見学した舞は、その様子を笠巻に話しました。
「こんねくと」では笠巻(古舘寛治)が先生となり、子どもたちに東大阪の技術を教えていました。
笠巻久之「よしよし、ええよ」
御園純「いい感じやねえ」
舞「笠巻さんにお願いして本当によかった」
それを定期的に開催して、子どもたちに喜ばれていました。
舞「笠巻さん、覚えてはります。大学の時に部品お願いしたなにわバードマンのメンバー。今、空飛ぶクルマをやってるんです」
笠巻久之「おもろいことやってるな」
舞「そうなんです。御園さん、こんねくとで何か協力できないですかね?将来実用化したときに大きなチャンスになると思うんです」
御園純「実用化はまだちょっと早すぎない?」
笠巻久之「空飛ぶクルマか。未来への投資やな」
そして、舞は刈谷(高杉真宙)に相談しました。
舞「お邪魔します」
刈谷博文「実は、二人に相談したいことがあって。カーボン関係で加工の相談に乗ってくれる人紹介してくれんかな」
舞「そういうことなら、是非」
玉本「ただ、予算はかけられなくて」
舞「少しでも、協力してください」
そして、舞と御園は試運転するところを見ていきます。
玉本「アカンか」
刈谷博文「一旦、止めよう」
御園純「まだ、投資家に見せるのは早いかもね。ただ、町工場を巻き込めるならうちも手伝えるかもね。ただ、こんねくとも忙しいよ。舞ちゃんの家庭もあるし」
家に帰って、舞は貴司(赤楚衛二)に相談します。
貴司「協力って、舞ちゃんの会社が?」
舞「うん。けど、今よりもっと忙しくなる」
貴司「忙しくなるなら、考えよう」
舞「貴司くん、歌に集中したいときがあったら言うてな」
そして、舞は再び刈谷たちの会社に行きます。
舞「「空飛ぶクルマ」を作るのに業務提携しませんか?」
刈谷博文「ありがたい話やけど、資金が支払えんとよ」
御園純「大きな開発として、宣伝にもなります」
舞「なにより、私が見たいんです。一緒にやらせてください」
刈谷博文「よろしくお願いいたします」
これは「こんねくと」の、未来への投資。
「アビキル」のふたりが開発に集中できるように。誰も見たことのない「空飛ぶクルマ」のフライトを、早く見ることができるように…!#福原遥 #高杉真宙 #山口紗弥加 #細川岳 #朝ドラ #舞いあがれ pic.twitter.com/Cjqsnnsnmn— 朝ドラ「舞いあがれ!」 (@asadora_bk_nhk) March 20, 2023
舞は、電動小型飛行機「空飛ぶクルマ」の開発に成功すると、東大阪の町工場にとって大きなチャンスになると考えていました。
それは、めぐみ(永作博美)のIWAKURAだけでなく、他の会社も手を携えて大きなビジネスになると感じたからです。
それを家族に報告します。
貴司「もう決まったん?良かったやん」
めぐみ「ほんまに出来んの?無理せんといてよ」
舞「うちがやるのは、広告提供と投資家につなぐだけやから大丈夫」
祥子「やりたいことやった方がええ」
「奇跡みたいな巡り合わせ」…貴司くんの言葉を聞くと、この出会い、いっそう大切にしたくなりますね。舞ちゃん、貴司くんの応援を力に、新しいチャレンジが始まります!#福原遥 #赤楚衛二 #朝ドラ #舞いあがれ pic.twitter.com/c4dtapWt5m
— 朝ドラ「舞いあがれ!」 (@asadora_bk_nhk) March 20, 2023
『舞いあがれ!』第25週「未来を信じて」第3話
舞(福原遥)は悠人(横山裕)をノーサイドで待っていました。
ノーサイドでは、佳晴(松尾諭)が働いていました。
望月佳晴「舞ちゃん。お疲れさん」
舞「ありがとうございます。すっかり馴染んでますね」
望月佳晴「俺も居心地ええねん」
津田道子「この人、常連さんと話こんで全然、仕事せえへんねん」
そんな話をしているところに、悠人がやってきました。
悠人「空飛ぶクルマね。飛行機はまったくわからん。そもそも、ハードウェアはハードルが高い」
舞「どないしたらええん?」
悠人「そういうのは、トップのカリスマ性が必要や。やり切れそうって思わせる奴やないとアカン」
舞「刈谷先輩なら大丈夫や」
舞の熱意に負けた悠人は、約束をしました。
悠人「わかった。未来へ投資してる人を紹介するわ」
そんな中、悠人にメールがやってきます。相手は久留美(山下美月)からです。
舞「久留美から?」
悠人「ああ。」
舞「久留美と連絡を取り合ってるんやね」
舞は、自然に笑顔になります。
悠人「当たり前やろ」
そして、こんねくとと業務提携してどんなことをするのか確認しあいます。
御園純「まずこれから、うちで資金調達にあたります。投資家に見せられるプレゼン資料と、予算案をお願いします」
刈谷博文「これまで、たった2人だったんで開発が滞っていました」
舞「ありがとうございます」
こんねくとは順調で、若手のための技術講座をやって欲しいと新しい仕事の依頼もあります。
舞は、子どもが寝た後も家で仕事をしていました。一方、貴司(赤楚衛二)の歌はうまくいっていませんでした。
貴司は、祥子(高畑淳子)ばんばのところに行きました。
祥子「この詩ええね。ぬくもりあって、ひらがなはこげいにあたたかいね」
貴司「もう、こげい歌は読めません。自分で読んだ歌やけど、ものすごく遠い詩やと思います」
祥子「そうね。難しかね」
舞は、3人の投資家とアポをとりました。悠人の紹介です。
舞「相談なんですけど、アルバイト雇いませんか」
御園純「仕事順調やし、タイミングとしてはいいと思うよ」
その日、舞が家にいるとめぐみ(永作博美)は章(葵揚)を連れてきました。
結城「めぐみさん。覚悟決めました。よろしゅうお願いします」
めぐみ「こちらこそ。」
結城「僕の後任は、尾藤に任せたら思ってます」
めぐみ「わかりました」
結城「バトンしっかり受け継ぎます。舞ちゃん、こんねくと共々、東大阪を一緒に盛り上げていこう」
舞「はい。よろしくお願いいたします」
刈谷たちのところに、渥美(松尾鯉太郎)がやってきました。
渥美士郎「遅くなってすみません」
舞「渥美さん、休みの日には手伝いに来てくれるらしいですよ」
刈谷博文「ありがとう。」
そして、開発はどんどん進んでいきます
『舞いあがれ!』第25週「未来を信じて」第4話
刈谷(高杉真宙)たちは投資家のプレゼンに向けてラストスパートします。
明日、投資家たちがやってきます。
舞「いいと思います」
刈谷博文「岩倉、ありがとう。俺たちだけやったらきっとどこかで挫折しとった」
舞「私、刈谷さんたちが作る空飛ぶクルマ、どうしても見たいんです」
刈谷博文「必ず飛ばしてみせる。明日、よろしくな」
そして、投資家がやってきた当日です。
玉本「いよいよやな。緊張してきた」
刈谷博文「やれることは、全部やった」
刈谷が質問に答え、投資家たちの反応も上々です。投資家にテストフライトを見せます。
刈谷博文「ロック解除。行きます」
刈谷たちがつくった空飛ぶクルマが浮きました。
テストフライトは成功しました。
刈谷博文「皆さん、空飛ぶクルマは世界を変えます。今日がその最初の一歩です。この一歩にたどり着けたのも仲間のおかげです。これからは、もっと多くの仲間が必要です。世界中の人に空飛ぶ喜びを知って欲しい。どうか、ご協力お願いします」
舞は、仕事をしながら投資家から電話がかかってこないか待っていました。そして・・・
舞「刈谷さん、玉本さん。投資家の林さんと佐藤さんとから連絡ありました。是非、出資したいって」
刈谷博文「よっしゃ」
玉本「よっしゃ。やっと先が見えてきたな」
ある日、悠人(横山裕)と久留美(山下美月)がやってきました。
祥子「順調ね?」
久留美「もうすぐ、ドクターヘリ乗れるんですよ。五島にも飛ぶんですよ」
祥子「そうね」
舞「すごいやん」
久留美「空飛ぶクルマどうなったん?」
舞「うまくいってる。お兄ちゃんもありがとう。おかげで、出資してもろた」
悠人「やるやん」
公園で2人で話します。
悠人「たまにしか会えんでごめんな」
久留美「たまに会えるのが楽しみやし」
悠人「将来のことも考えてるから」
久留美「うん」
悠人「仕事のことちゃうで。2人のことや」
一方、貴司(赤楚衛二)はリュー北條(川島潤哉)と話します。
貴司「すみません」
リュー北條「歌集から3年。もうそろそろ次の作品をだしてくれないと。梅津さんは、追い込まれて力発揮するタイプやから」
追い込まれた貴司は、舞に相談します。
貴司「舞ちゃん、ちょっとええかな」
『舞いあがれ!』第25週「未来を信じて」第5話
貴司は、3冊目の詩集の出版を持ちかけられましたが、短歌を詠むことができずに苦悩していました。
貴司は舞に
舞と暮らすことができれば短歌が詠めなくてもいいと打ち明けましたが・・・
思いつめる貴司は家に帰らず「デラシネ」に泊まりました。
ひとり、家に帰った舞に対し、祥子が慰めの言葉をかけました。
貴司(赤楚衛二)は、リュー北條(川島潤哉)から3冊目の歌集を作るように言われていましたが、思うように詠めずに苦しんでいました。
貴司「舞ちゃん、ちょっとええかな。」
舞「どないしたん?」
貴司「あんな、舞ちゃん。短歌やめようって思う。」
舞「なんで?」
貴司「書かれへんねん。どうしても。もうしんどい。離れたい。今は、歩と舞ちゃんがいるだけで、僕は幸せなんよ。それで充分なんよ。」
舞「少し時間を置いてみたら?」
貴司「もう十分考えた。」
舞「舞ちゃんは悪くないよ。僕一人の問題なんよ。」
翌日、貴司は歌をつくるためにデラシネに泊まることにします。
祥子「なんかあったとね?このところずっと、仕事うまいこといってないようやったけど。」
舞「ばんば、気づいてたんや。貴司くんな、短歌やめるねんて。しんどそうやった。私、ずっと一緒におるのに、なんもできへん。」
祥子「どんだけ一緒におっても、わからんことはあるとよ。辛かね。」
貴司はデラシネで昔、八木(又吉直樹)に言われたことを思い出してました。
翌朝、舞はデラシネにいる貴司のところに行きました。
舞「貴司くん。おはよう。おにぎり置いていくよ。」
貴司「舞ちゃん、昨日はごめんな。ずっと考えててん。なんでやろ?なんで書けんのやろ。でも、歌は辞めたくないって思ってまう。」
八木からのハガキが届いていました。
貴司「八木のおっちゃんから。今、パリにおるねんて。おっちゃんに会いたいな。」
舞「会うてきたら?行ったらええやん。会ったら、何か変わるかもしれへんやんか。」
フランス行きを考えて、家族会議になります。
雪乃「あんた何言うてるねん」
梅津勝「親の責任いうもんがあるやんか」
舞「私は、行かせてあげたいです」
めぐみ「二人が決めたんやったら、ええよ」
祥子「貴司、デラシネ任せてくれんか」
貴司「お願いします。」
そして、貴司はパリに旅立ちました。
一方、空飛ぶクルマは新たにエンジニアが増え、次への段階へ進んでいました。
玉本「どんどん人が増えてるな。」
刈谷博文「ああ」
舞は陣中見舞いにたこ焼きを持ってきました。
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