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朝ドラ『舞いあがれ！』最終週「私たちの翼」見どころチェック、あらすじネタバレあり

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貴司は自分を見つめなおすためにパリの八木を訪ねていきます。

舞（福原遥）は刈谷（高杉真宙）たちと一緒に空飛ぶクルマ開発を進めています。

最終週はどのような展開になるのでしょうか？

『舞いあがれ！』登場人物紹介

福原遥さん主演の朝ドラ『舞いあがれ！』

ヒロイン・舞は、ものづくりの町・東大阪で町工場を営む父・浩太と母・めぐみ、そして兄・悠人との４人暮らしで育ちました。

引っ込み思案だった舞ですが、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母・祥子の元を訪れ、五島列島の広い空に風を受けて力強く舞いあがる「ばらもん凧（だこ）」に魅入られます。

あんなふうに空高く飛びたい──空へのあこがれは、パイロットになる夢へとふくらんでいきます。本物のパイロットになるべく努力を重ねていた舞ですが、父の会社IWAKURAの立て直しに奔走することになり、順調に業績を回復したIWAKURAは航空機の部品作りを目指しますが、安定した経営を選んだめぐみは、航空機の部品作りを辞めました。

インサイダー取引で非難を浴びた悠人は自分を取り戻し・・・

貴司と舞は二人の心が通じあい、ついに結ばれる時が来ました。

ふたりはお互いに励ましながらそれぞれの夢を追いかけていきます。

なにわバードマンのOBたちの力をかりながら、オープンファクトリーを成功させた舞は新たな夢に向けてスタートします。

東大阪の製造業のための会社「こんねくと」を設立した舞と御園は商品開発に挑みます。

久留美の父、佳晴はカフェ「ノーサイド」のママ津田に告白

ばんばと大阪で暮らすことになり、めぐみはIWAKURAの社長を退くことを決意しました。

『舞いあがれ！』第２6週「私たちの翼」あらすじ

『舞いあがれ！』第２6週「私たちの翼」第１話

貴司（赤楚衛二）をフランスに送り出した後、舞がかかわっていた小型電動飛行機「空飛ぶクルマ」は、人が乗って実験をする段階に突入していました。

御園純「舞ちゃん、ここどうかな？」

舞「広さは、十分ですね。さっそく行ってきます。」

舞の子供・あゆみは貴司がどこにいるのか気にします。

舞は、遠いところにお仕事で行ってるから帰ってくるのを一緒に待とうと約束します。

「空飛ぶクルマ」には、刈谷（高杉真宙）と玉本（細川岳）以外にもたくさんの東大阪の町工場の技術が集結してデータはどんどんたまっていました。

刈谷博文「データの整理が追いついておらん。渥美、誰か優秀な学生おらんか？」

舞「あの～一人心当たりある人がいます。」

そして、舞は朝陽くんを紹介しました。

朝陽くんは「空飛ぶクルマ」に興味をもったようです

刈谷博文「これまだ整理できてないデータたい。このデータのフライトの部分だけ抽出してほしい」

その頃、祥子（高畑淳子）が「デラシネ」の店番をしていました。

舞「店番、ありがとう」

祥子「およ」

IWAKURAでは、引継ぎをしていました。

舞「引継ぎどう」

めぐみ「順調。章君、ずっと設計やってて、詳しいから話が通って。営業にも向いてて」

貴司は、八木（又吉直樹）に会っていました。

八木の部屋には貴司の歌集が置いてありました。

貴司「これ読んでくれた？感想は、言わんといて。けなされても褒められても、辛い」

八木巌「褒められても辛いんかい」

貴司「僕、また逃げてしもたんかもしれん」

八木巌「おっちゃんは、昔、息するためだけに書いてた。けど、学生の時にその人のために書きたい思った人に会った。世界中飛び回って、強い人でな。でも、随分前に自分で生きるの辞めよった」

貴司「その人、おっちゃんの恋人？」

八木巌「しんどなったら会いにいくねん。その人がおった場所にな」

貴司「会えるの？」

八木巌「そっと、会いに来てくれるんや」

貴司「おっちゃんは、今もその人のために詩かいてるんやな」

八木巌「ほな、会いに行ってくるわ。ここにおってええで」

『舞いあがれ！』第２6週「私たちの翼」第２話

空飛ぶクルマは、屋外での飛行試験にすすんでいました。

舞「今月か、来月に延びていると思う」

有人飛行の空飛ぶクルマを運転するためには、国で発行する型式証明をとる必要がわかりました。しかし、形式証明をとるのはとても難しい。

そこで、舞（福原遥）は菱崎重工の荒金（鶴見慎吾）に頼みました。

舞「こちらです。こちらがアディキュラ2号です」

そして、刈谷（高杉真宙）たちのもとに荒金を連れてきました。

荒金「ちょっと触ってもいいですか？開発は順調のようですね」

刈谷博文「開発がうまくいっても、難しいことがあります」

荒金「型式証明ですね。わかりました。私で良ければ」

荒金は、型式証明の手続きの協力をしてくれることになりました。

一方、長崎から久留美（山下美月）が東大阪に帰っていました。

そして、悠人（横山裕）と公園で話していると・・・

悠人「なんや。寂しいんか。どうせ人間なんて、一人で生まれて、一人で死んでいく」

久留美「ほんまやな」

悠人「そやけど、長い人生50年ぐらい一緒に生きてもええかもな。一緒に生きていきたい。結婚しよ」

悠人（横山裕）はそういって指輪をプレゼントしました。

久留美「ずるいねん・・・こんな時だけ直球やなんて。はいっていうしかないやんか」

悠人「ひねくれてんの」

2人はその後、ノーサイドに行きました。

悠人「娘さんと結婚させてください」

望月佳晴「悠人くん。娘をよろしゅうお願いします」

佳晴（松尾諭）は泣きながら頭を下げました。

そして、悠人は2人で岩倉家に行きました。

悠人「久留美と結婚します」

めぐみ「おめでとう。久留美ちゃん、ありがとう」

舞「お兄ちゃん、久留美おめでとう」

その後、舞は久留美と2人で話をします。

久留美「貴司くん。何してるん？連絡とかせえへんの？」

舞「けど、久留美とお兄ちゃんのことは伝えとく」

舞は貴司にメールで連絡しました。

貴司は外出規制されていました。

貴司は、舞から連絡を受けてもう少しパリにいることを伝えました。

『舞いあがれ！』第２6週「私たちの翼」第３話

貴司（赤楚衛二）は、フランスの空を見ていました。

そこで、舞（福原遥）のいろんな言葉を思い出し、そして、ペンを取りました。

2020年4月、緊急事態宣言が発令されました。

空飛ぶクルマの有人飛行も人が集まるイベントとして中止せざる得なくなりました。

めぐみ「ただいま。しばらく曜日ごとに出勤する人が変わることになった。こんねくとは？どうするの？」

舞「当分、やめとく。オンラインでできること考えておくわ」

めぐみ「アビキルは？」

舞「次の会議で、今後のことを決める」

祥子（高畑淳子）は、デラシネに行こうとしていました。

めぐみ「母ちゃん、その年で感染してたら命にかかわるとよ・・・頼むけん、今は家にいて」

祥子「帰りたか。五島に帰って、みんなに会いたか」

刈谷（高杉真宙）は、会議で開発を続けようとしていました。

刈谷博文「今年の秋、有人フライトやる。これまで通り作業を続けたか」

玉本「ちょっと待って。楽観すぎんか。今年の秋、どうなってるかわからん。状況をみながら、目標の時期を遅らすことも考えなアカン言うてるねん」

刈谷博文「そげな余裕はなか。荒金さん。自動車の製造で世界有数の技術を誇る日本が思うように航空機を作れんのは理由があるとですよね」

荒金「戦後7年間、飛行機づくりを禁止されたからです」

玉本「作業したい気持ちはわかる。岩倉見てみ。ちっちゃい子どもお祖母ちゃんもいてる。ここの誰かがうつって、おばあちゃんうつったらどするねん。元気におるのが何よりも大事やろ。命を守ることが、今は大切やろ」

その後、舞は刈谷と話をしました。

舞「刈谷さんは、待ち合わせしてるんですよね。空飛ぶクルマと未来で待ち合わせしてて、はよう会いたいんですよね。私、就職できんなって祖母に言われたんです。無駄な時間やないって。今、何ができるのか。私も家で考えてきます。そやから、刈谷さん一人で走らんといてくださいね」

刈谷は大きく頷きました。その晩、舞に貴司から電話がかかってきます。

貴司「時間かかってごめん」

舞「ううん。声聞けて嬉しい」

貴司「今、こっちで随筆はじめてん。今、パリで何がおこってるのか。見て聞いて考えたこと言葉にしてるんえん。舞ちゃんへの手紙のつもりで書いてる。歩は？」

舞「保育園行かれへんから、遅くまで元気」

貴司「ごめん。こんな時に家あけてて」

舞「貴司くんのせいやないよ。世の中がこんなことになるって誰も思わへんかった」

貴司「舞ちゃん、会いたい」

舞「私も」

貴司「家、帰るわ」

舞「うん。待ってる」

一方、祥子の元気がありません。

祥子「ばんば、最近元気ないな。どないしたんやろ。母ちゃん？」

めぐみ「あんな、ばんば五島に帰りたいやて。先が見えへん状況やもんな。気持ちようわかんねん。章くんにIWAKURA任せたら、お母ちゃんばんばと五島行くわな」

舞「飛行機のチケットとれそう？」

貴司「全然、とられへん。ごめんな。家までひとっとびで会いに行けたらええのにな」

舞「ほんまに、家までひとっとびで・・・貴司くん、今、ええこと思いついたわ」

舞の提案で、アビキルに徹底した感染対策を施されました。

玉本「ここまでやったら安心やな」

刈谷博文「ありがとう」

荒金「これは？」

舞「新しいアイデアです」

舞「誰でも乗れて、島から島へひとっとびで飛べる未来の空飛ぶクルマです」

『舞いあがれ！』第２6週「私たちの翼」第４話

舞（福原遥）は歩に紙飛行機の飛ばし方を教えていました。

舞「こうやって、ここで手離す。やってみ」
こうやって、ここで手離す。やってみ。

そこに貴司（赤楚衛二）が帰ってきました。

貴司「ただいま」

貴司の帰りを家族で喜びあいました。

刈谷（高杉真宙）と玉本（細川岳）は、PR動画を撮影しています。

刈谷博文「あちらが試作中の機体です」

舞「そもそも、空飛ぶクルマとはどういうものですか？」

玉本「垂直で離着陸できるものカジュアルな機体です」

刈谷博文「そのため、滑走路が必要なく場所と場所をつなぐことができます」

舞「気になるのは、安全性ですが？」

荒金「あらゆるエラーを想定しながら、万全に飛べる機体を目指します」

うめづでは、2代目社用が集まってPR動画を見ていました。

IWAKURAの部品も利用していました。

結城「これこれ。うちのチタン合金」

他の2代目社長たちも、わいわい言いながら見ていました。

舞「私たちの描く未来は、空飛ぶクルマが人を運びます。例えば、離島から離島へ。山から山へ。会いたい人ひ会える。行きたい場所に行ける。空飛ぶクルマは誰でも乗れるものにしたいと思います。いつか夢はかなう。私たち信じています。よろしくお願いいたします」

世の中の人たちが巣籠りしている中で、舞たちがつくった動画は人気を集めました。

玉本「えらい長電話だったな」

刈谷博文「ああ。動画を見たベンチャーキャピタルからたい。是非みてみたいって。その結果で、1億円の出資も考えるって」

有人フライトの日程が決まりました。

それから、6年が経ち、「かささぎ」と名付けられた空飛ぶクルマ

舞はテストパイロットとして飛行試験を繰り返し、仲間たちと空飛ぶクルマの改良をすすめました。

厳しい基準をクリアして、やがて日本の空を飛び始めました。

舞「刈谷さん、来てはったんですね」

刈谷博文「来年、五島でかささぎの運用がはじまる。初フライトは岩倉に任せたい」

舞「はい」

一方、IWAKURAでは社長の引継ぎが行われました。

めぐみ「今後は、会社は結城社長にお任せます。長い間、ほんまにありがとうございました。私は、五島で母と暮らすことになりましたが今後もIWAKURAにはかかわっていきます。困ったことがあったら相談してくださいね。結城社長、みなさん。IWAKURAをよろしゅう頼みます」

舞「母ちゃん、ほんまにお疲れさまでした」

悠人「オフクロ、凄いよ」

そして年が明け、祥子（高畑淳子）は五島に向かいました。

舞「ばんば。五島やで」

木戸豪「祥子さん。お帰り」

祥子「ただいま」

一太「祥子ばんば、これが進たい」

祥子「若い頃の一太にそっくりたい」

そして、空飛ぶクルマ「かささぎ」が五島の空飛ぶ日がやってきました。

舞「フロントプロペラ、チェック」

めぐみ「飛び立つところを見届けたら、めぐみ丸で追いかけるから」

祥子「およ」

舞は、祥子と離島に向かうお医者さんと一緒に乗ります。

歩「うちのお母ちゃんかっこええやろ。私もな、将来パイロットになるねん。宇宙船のパイロット」

進「およ。かっこよかね」

歩「私もな、将来パイロットになるねん。宇宙船のパイロット」

進「すごか～」

『舞いあがれ！』第２6週「私たちの翼」第５話

時がたち、令和9年（2027年）、舞は五島の空で小型電動飛行機「空飛ぶクルマ」を運転して大空へ飛び立っていました。

五島で初めての飛行で、それがライブ中継が行われていました。ライブ映像は、ノーサイドでも中継されていました。

そのため、たくさんの人がノーサイドに集まっていました。

久留美「ただいま」

望月佳晴「大きなったな」

佳晴（松尾諭）は、悠人（横山裕）と久留美（山下美月）の子供を抱きかかえます。

ノーサイドには、なにわバードマンの先輩や航空学校のメンバーやたちもが集まっていました。

津田道子「舞ちゃん、大丈夫かな」

望月佳晴「舞ちゃんならやってくれるよ」

長崎の五島では、舞の新たな飛行がはじまります。

刈谷博文「そろそろ時間たい」

舞「行ってきます」

貴司「島で待ってる」

玉本「気をつけて」

祥子（高畑淳子）も飛行機に乗り込みます。その様子を刈谷（高杉真宙）や玉本（細川岳）が見守ります。

舞「テイクオフ」

舞は、飛び立ちました。ノーサイドでも歓声があがります。

めぐみ「浩太さん。舞が飛んでるで。IWAKURAのネジ乗せて」

悠人「親父、夢かなったな」

空で、舞は異常なく飛んでいました。

舞「異常ありません」

そして、五島に到着します。

舞「ばんば、近島やで」

祥子「およ」

祥子は舞とバラモン凧あげた時のことを思い出しました。

祥子「舞や、向かい風に負けんかったねえ」

舞「こちら、かささぎ。第一地点到着します」

舞いあがれ　完

 

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