今年、主人の母が亡くなりました。

当然、喪中なので、お正月もおせちを作るのは控えようと思っているんです。ですが、やはり新年を迎えるに当たり、派手ではなくても多少は、お正月な感じも出そうかなとも思うし・・・

そういう場合、みなさんはどんなものを食べているのでしょうか?

喪中の時に、おせち料理の代わりなる、「これなら!」って思えるものを知りたくて調べてみました。

それと合わせて、年越しそばとお雑煮の事やお正月飾りのことも色々と分かったので、ここで詳しく紹介したいと思います。



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喪中におせちの代わりになるものって?

お正月料理のおせちは、新しい年を迎える「お祝いごと」のための料理です。

なので、喪中の間は控えるべきという風潮は、今でも人々の間に根強く残っています。

しかし、義務と言うより、亡くなった人を思う悲しい気持ちで正月を迎えるのだから、お祝い気分にはとてもなれないという人は、 普段の料理で食卓を囲む のが良いと思います。

例えば、

  • 焼肉
  • 湯豆腐
  • おでん
  • カレー
  • ピザ
  • フライドチキン

などは、いかがでしょうか?

しかし、やはりどうしても、その悲しみの中にいながらも、ちょっとくらいは、おせち代わりになるような何かが欲しいですよね。

そんな時には、毎年食べる おせちを喪中にふさわしく工夫して 頂くことをおすすめします。

おせち料理の工夫の仕方

おせち料理を以下のように工夫しましょう。

  • 料理は重箱を使わずに平皿に盛る。
  • 祝い箸は使わない。
  • 南天など「紅」が入った飾りを添えない。
  • 煮物の野菜などは飾り切りをしない。
  • お屠蘇を控る。(飲むなら夜だけにするとか)
  • お屠蘇に金箔入りのものを用意しない。

そうよね~。「紅」はいかにもめでたいし、「飾り切り」もお祝いといった雰囲気だもんね。

「お屠蘇」も金箔入りだとめでたい気分満載だし、昼間から酔っ払うのも違う気がするわね。

では、これは出さない方がいいおせち料理とは、一体、何でしょう?

喪中に避けたいおせち料理

喪中には避けたほうが良いおせち料理は、以下の通りです。

  • 紅白かまぼこ(紅は除いて白だけにする。)
  • 昆布巻き
  • 錦玉子
  • 海老
  • 田作り(ごまめ)
  • 小肌栗漬け
  • ぶり
  • 紅白なます
  • 菊花かぶ
  • 数の子
  • 栗きんとん

なぜ、このおせち料理だけは避けた方がいいのかしら?

それは、次の章のおせちに込められた意味を知れば分かるわね!



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おせち料理それぞれ表す意味

おせちのそれぞれの料理が表す意味というのは、次の通りです。

  • 数の子・・・子孫繁栄を願う
  • 田作り(ごまめ)・・・五穀豊穣を願う
  • 黒豆・・・邪気払い・日焼けする程、マメに働くこと
  • たたきごぼう・・・地に根を張る=地に足をつける
  • 紅白かまぼこ・・・赤=魔除け、白=清浄・めでたい
  • 伊達巻・・・巻物を読んで知識が増えるように
  • 昆布巻き・・・「こぶ」に掛けて「よろこぶ」
  • 栗きんとん・・・豊かさ(黄金色)を勝負運(粘り強く)で、豊かな年を願う
  • 錦玉子・・・卵の黄色と白を金と銀に例えて、めでたいことを表す
  • ぶり・・・出世
  • 鯛・・・おめでたい
  • 海老・・・長生き。腰が曲がるまで長生きする
  • れんこん・・・穴が開いて将来の見通しが効く
  • 里芋・・・子孫繁栄
  • 八頭・・・出世と子孫繁栄
  • くわい・・・芽が出てめでたい・子孫繁栄
  • ごぼう・・・根を張り、未来永劫に家を残す
  • 紅白なます・・・水引を表すお祝い料理。平和と平安
  • 菊花かぶ・・・菊の花の飾り切り。紅白でめでたい
  • 小肌栗漬け・・・出世。栗の黄色は五穀豊穣

なるほどね。

昆布巻き、錦玉子、鯛、海老、紅白なます、菊花かぶは、 紅白でお祝いを表していたり、「めでたい」の語呂合わせをした料理 だったり、いかにも 姿かたちが「お祝いムード」満載 だったりするからなのね。

また、 魚や肉などを殺生はいけない ということからしても、鯛や海老や数の子はダメだし、田作り(ごまめ)や小肌栗漬けやぶりもその範疇ってわけか・・・

栗きんとんは、黄金色で「めでたい」感じでNGという見方もある一方で、「お祝い」の意味とは違うから食べてもいいという人もいるみたいよ。

近頃は、「喪中用のおせち」というのが、ネットで販売されているみたいですよ。

「もせち」というものを見つけました。

あっ、でももう売り切れみたいですね^^;(現在10月16日です。)

こういうのこれからもっと需要がありそうだし、増えるような気がしますよ。

一方、なぜ、重箱を使わずに平皿に盛るのかと言うと、重箱の意味が、「おめでたいことを重ねる」だからだそうです。

次の章では、なぜ喪中におせちを食べてはいけないのかを説明しますね。

喪中におせちを食べるのはなぜいけないのか?

あくまでも 神道での教え なのですが、喪中の間は、神事や慶事(お祝いごと)を避けた方がいいと言われています。

正確には、 「喪中(もちゅう)」ではなく、「忌中(きちゅう)」 と言って、この期間は、慎んだ方が良いと言うのです。

「喪中(もちゅう)」というのは、故人を思うと悲しくて、楽しいことをする気にもなれない状況を言い、個人個人の気持ちによって、その期間が異なります。

一方、「忌中(きちゅう)」というのは、亡くなった人を祈る期間で、神道では、故人が亡くなって50日と言われています。

つまり、その「忌中(きちゅう)」の50日は 、神社の鳥居をくぐることも、初詣 など境内に入って参拝することも遠慮しなければなりません。

【関連】神社参拝などの「喪中」と「忌中」の違いの詳しい説明はこちらからどうぞ。

それに従えば、お正月料理のおせちも慶事(お祝いごと)に入りますね(^^)

なので、本来なら 「忌中(きちゅう)」の間、おせち料理は避けなければいけない という考えなのです。

しかし、「忌中(きちゅう)」の期間(50日)を過ぎて、 「喪中」だけであるならば、通常のおせち食べても構わない のです。

ただ、故人を失った悲しみからまだ癒える事ができず、気持ちの上で、「喪中」であるならば、おせち料理の中でも避けるものは避け、少しだけアレンジして頂きましょう。

ちなみに、仏教(お寺)では、「喪中」という考え方はありません。

なので、喪中であってもお寺に参拝もできるし、もちろん、おせち料理も控えると言った教えもないのです。

では、お雑煮や年越しそばは、食べられるのでしょうか。これについても説明しますね。



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喪中に雑煮や年越しそばは食べられるのか?

お雑煮は、だし汁の中に紅白麸や赤いかまぼこなど、お祝いを表すものを入れなければ、食べられますよ。

長く伸びるお餅のように長生きできますようにとの願いを込めて食べるものですからね。

年越しそばは、これまでの一年を労い、厄を断って、細く長く生きられますようにとの思いで、長寿を祈るために食べるのですから、もちろん喪中でも食べられます。

喪中に正月飾りをしてはいけないのか?

 喪中の間、正月飾りや鏡餅は避けた方が良い ですね。

正月飾りそれぞれの意味を見れば、お分かりになると思います。

  • 門松=年神を家に迎え入れるための依り代と言われます。
  • しめ縄=神様をまつる神聖な場所を示す意味があります。
  • 鏡餅=歳神様のお供え物という意味があります。

【関連】正月飾りのいろいろな意味はこちらの記事を読めばバッチリですよ。

つまり、正月飾りや鏡餅というのは、その年の歳神様を家に招き入れて、おもてなしをするためのものだから、喪中の期間に家の中に歳神様を招き入れるべきではないって事なんですね。

新年の挨拶まわりや年賀状も控えましょう。

【関連】喪中の時の喪中はがきや寒中御見舞の出し方などはこちらの記事をどうぞ!

喪中におせちの代わりになるものって?のまとめ

喪中(本来なら忌中)の時におせちに代わるものや、避けるもの、おせちの工夫の仕方など、調べることで、今まで知らなかった事を知ることができました。

でも、一番大事なのは、故人を偲ぶ気持ちじゃないかと思うんですよね。

おせち料理に代わるものでも、控えめなおせちを囲む時も、そこに故人も一緒にいるように思い出話をしながら、家族仲良く新年を迎えるのが一番の供養になるのではないでしょうか。

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