イースター(復活祭) PR

イースター2023年はいつ?復活祭の行事・習慣・グッズ丸わかり

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年も明けて今年もイースターの日がやって来ます!

イースターとはキリストの復活祭のことで、2023年の日付は、ズバリ4月9日(日)です!

2018年から2025年のイースター(復活祭)の日付けの一覧から、日付けを決めた由来も詳しく紹介します。

また、イースターの過ごし方やディナー、イースターエッグなどのグッズやその由来などもバッチリ調べましたよ(^^)

これを読んで、イースターについて友達に教えてあげてくださいね♪

イースター 2023年はいつ?

復活祭「イースター」の日にちは、正教会(東方教会)と西方教会どちらも、その年によって変わります。

イースター(復活祭)は何日?

2018年~2025年

西方教会 東方教会
2018年 4月1日 4月8日
2019年 4月21日 4月28日
2020年 4月12日 4月19日
2021年 4月4日 5月2日
2022年 4月17日 4月24日
2023年 4月9日 4月16日
2024年 3月31日 5月5日
2025年 4月20日

参照:wikipedia/復活祭

どちらも、 『春分の日の後の最初の満月の次の日曜日』 なのですが、東方教会(正教会)は太陽暦を用い、西方教会ではグレゴリオ暦を用いるため、日付が違ってくるのです。

 私達が普段使っている西暦というのがグレゴリオ暦 なので、2022年のイースターは、上の表で言ったら西方教会の4月17日ですね(^^)

西方教会と東方教会との違いは、すごく簡単に言うと次です。

西方教会:カトリックやプロテスタント

東方教会:ギリシャ正教など

私達が認識するイースターは、西方教会のグレゴリオ暦と憶えておけばいいですね(^_-)

まるママ
まるママ
では、どうしてイースターは『春分の日の後の最初の満月の次の日曜日』になったのか?

いつ誰が決めたのか?

次は、その辺を掘り下げて見ましたよ~(^^)

イースターの日付けはどうやって決まったの?

イースター(=復活祭)の日付けの決め方は、 325年に開かれた第一回のニケア公会議で決定 しました。

これが、キリスト教行事の中で最初に決められた行事でした。

それでは、この決定までの歴史を見ていきましょう。

ニケア会議以前の復活祭

それ以前、キリスト教徒はイエスが復活した週のはじめの日(主の日)に礼拝をしていたのです。

これが今で言う「日曜日」

いわゆる小さなイースター(=復活祭)としてキリスト教にとって大事な日でした。

過ぎ越しの祭りとイースター(=復活祭)

それが、2~3世紀になると、当時勢力のあったユダヤ教主義者は、たまたまイエスの受難から十字架という出来事が、ユダヤ教の「過ぎ越しの祭り」と同時期であった事から、「過ぎ越しの祭り」の時期に復活祭を大々的に祝うようなりました。

そんな「過ぎ越しの祭り」にこだわるユダヤ教の流れを強く持つ教会が、ニサンの月(現代の3月~4月にかけて)の14日の満月の日を復活祭にしたのに対し、復活祭は、その満月の次の主の日(日曜日)と言う反ユダヤ教主義者と論争になりました。

イエスの「受難」に重きを置くか、「復活」に重きを置くかの考え方の違いだったとも言われています。

そのため、ニケア会議で復活祭はキリスト教共同体が皆同じ主の日(日曜日)に祝うとされたのです。

それに加えて、その時の日付けの計算法なども検討し、 春分の日の後の最初の満月の次の日曜日(主の日) と決定しました。

しかし、当時の歴(太陽暦)は、天文学的数字と微妙にズレていて、実際の「春分の日」の現象は、年月が経つごとにズレを生じてきました。

そのためローマ教会は、1582年に太陽暦にうるう年を入れた新しい歴(=グレゴリオ暦)を作りました。

そしてその時、春分の日を3月21日に決定したのです。(※今はその年によって変わりますよ!)

なので、復活祭(イースター)の日取りとして決定した「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に合わせれば、 一番その可能性のある3月22日~4月25日までのいつか という事になるわけです。

伝統を守る東方教会の復活祭(イースター)の日取り

一方で、東方教会は現在も伝統を守り うるう年を入れる前の太陽暦(ユリウス暦)で復活祭の日付けを決め 、その日付けを実際のグレゴリオ暦に直して日付けを決めているんです。(ややこしい~)

なので、グレゴリオ暦西方教会ユリウス暦東方教会の復活祭の日付けは、多少のズレがあると言うわけ。

これを統一しようとする動きはあるものの、やはり東西の考え方の違いで、なかなかまとまらず今に至っています。

と、ここまでがイースターの日付けに関してです。

2022年のイースターの日付けが分かったら、「で、イースターって、そもそも何?どんな事をやるの?何が必要なの?」と疑問が湧いてきますよね。

タイトルにある通り、ここからは楽しみ方のポイントをドド~ンと調べましたので、一緒に見ていきましょう~♪

イースターの行事・習慣やグッズが丸わかり、イースタエッグの作り方も

教会では特別な礼拝が行われ、キリスト教の人々は古くからの習慣や行事でお祝いします。

イースターとは?

イースターとは、イエス・キリストの復活をお祝いするお祭り。つまり、復活祭という意味です。

これは、キリスト教にとって、最も大切なお祭りで、十字架にかけられて死んだと思われたイエスが、三日後に蘇ったということを思い出し、祝福するためのものだそうです。

キリスト教でも、正教会(東方教会)西方教会で呼び方や祝祭日が少し違っているようです。

正教会(東方教会)では、ヘブライ語の「過ぎ越し」から「パスパ」と呼ばれ、「イースター」という言葉はあまり使わないそうです。

聖公会やプロテスタントは「復活日」と言い、英語で「イースター」と呼ばれています。

家庭や地域で習慣的に行われること

やはり、イースターは厳粛なお祝い事です。

家族で過ごす

キリスト教徒にとって、最も大切な日とされているだけあって、家族や親しい友人と一緒に過ごす事が多いようです。

イースターディナー(夕食)

西方教会と東方教会では、四旬節や大斎の間、禁じられていた肉、乳製品、卵などが、イースター(復活祭の日)では食べられるので、

イースターのディナーには、ハムを食べる家がほとんど。他には、ラム羊の肉)や、鶏肉の料理もポピュラーです。

また、家畜(にわとりなど)を飼っている家庭では、生まれて、たまっていた卵をイースターにまとめて食べるので、卵料理も多いそうです。

ちなみにクックパッドを調べたら、イースター食べたい料理BEST3が出てましたよ♪

1位
【キッシュ】
パンに野菜とハム、チーズ、ソーセージ、ベーコンなどをのっけて、チーズなどをかけてトロリと焼くだけでできちゃいますよ。

2位
【エッグベネディクト】
パンや卵やベーコンなどで作る簡単料理です。

3位
【オムレツ】
言わずと知れた人気の卵料理です。

イースターカード・メッセージを送る

イースターには、家族や友人にメッセージカード送る習慣もあります。

イースターシンボルの卵、うさぎ、ひよこなどや、春の訪れを思わせる明るいモチーフのカードを「ハッピーイースター!」のひと言を添えて送ります。

イースターカードはいつまでに送るの?

イースターカードはイースター当日までに届くように送りましょう

イースターカードの定番英語メッセージ例文

I hope you have a happy Easter.

ハッピーなイースターが過ごせますように。

Have a delicious Easter!

おいしいイースターを!

We wish you a happy Easter filled with love and peace.

あなたのイースターが愛と平和に満ちたものになりますように。

Happy Easter to you and your family!

あなたとあなたの家族にハッピーなイースター!

エッグ・ハント

エッグ・ハントは、子供たちが、家の中、庭などに隠されているイースターエッグ(卵)を探し出すゲーです。

近年では、エッグハントには本物の卵ではなく、卵の形をしたチョコレートを使ったり、

イースター用のプラスチックでできた2つにパカっと開いて、中にお菓子などを入れられる物を使うようです。

エッグ・ロール

カラフルな模様に描かれたゆで卵(イースターエッグ)を殻が割れないように柄の長いスプーンを使って、転がすゲームです。

アメリカでは、子供たちをホワイトハウスに招き、広大な芝生の上で、このゲームをするというイベントもあります。

それだけではなく、政治家や芸能人がウサギなどのコスプレをして、子供たちと遊ぶなどの催しもあるのです。

2つとも子供たちが大喜びしそうなゲームですよね♪

古くから知られているイースターグッズ

どうしてエッグ(卵)なのでしょうか?

イースターエッグ(卵)

は、動かないのに新しい命が生まれ出ることから、死と復活を象徴しているものと考えられました。

カトリック教会で、復活祭前日から翌日まで徹夜で祝う礼拝「過越の聖なる3日間」で、イースターエッグ(卵)が配られる習慣があります。

その卵は、イエス・キリストの生命が復活したという意味をこめて、赤く(=血)く染められています。

イースターエッグに模様を付けるという習慣も、ここから来ているようですね。

【関連】イースターエッグの折り紙の折り方を詳しく図解しています!ぜひチェックしてみて下さいね(^_-)

ネットでもカラフルなものが売っていますね

 

 

イースターバニー(うさぎ)

イースターバニー(復活祭のウサギ)が、イースターエッグ(復活祭の卵)を運んでくるという言い伝えがあります。

これは、西方教会の復活祭の言い伝えだそうです。

道理で、イースターの時期になると、卵グッズと一緒に、うさぎのグッズもいっぱいお店に並ぶわけか!

イースターの時期に登場する卵型のチョコレートやうさぎは、その由来に深く結び付いていたとは。

卵の中身を抜いて、外側に絵を描いたり、うさぎの置物を部屋や庭に置いて飾ったり、なんとなく可愛いなぁと思っていたけど、すべてキリストの復活にちなんだものだったんですね(・o・)

【関連】イースターバニー(うさぎ)の折り紙の折り方をチェック!箱型で卵も入れられるよ(^_-)

イースターリリー(百合)

イースターに家族や大切な人に、イースターリリーとして、ゆりの花贈る習慣があります。

聖書の中のマタイ伝(6:28)にもこのような記述あります。

あなた方はなぜ衣服のことで思い煩うのか。

野のユリがどのように育つかをよく考えなさい。

労したり、紡いだりしない。

マタイ伝(6:28)

天使ガブリエルが処女マリアに白いユリを捧げる絵画などもあり、マリアがイエスを身ごもる場面だとされています。

そうした中で、やがて百合は「純粋」「気品」「王位」の象徴として、イースターに欠かせない花になったのです。

現在では、広く、テッポウユリが使われています。

世界の有名なイースターイベントの一つ

ニューヨークのパレード

アメリカでは各地で様々なイースター・パレードが開催されています。

中でも、1870年代から始まったニューヨークイースター・パレードは最も有名です。

参加者はイースターの卵やウサギをモチーフにしたハットや、春らしく色とりどりのお花で飾ったハットなどを被り、おしゃれなコスチュームで5番街をパレードします。

とても華やかで、必見だそうです。

イースターが浸透しつつある日本

2010年代に入ってから、日本でも、イースターのイベントが開催されたり、商品などが増えはじめているみたいですね。

2010年から東京ディズニーランド

で「ディズニー・イースターワンダーランド」が開催されるようになった。(2014年より「ディズニー・イースター」)

2013年からユニバーサル・スタジオ・ジャパン

で、「ユニバーサル・ イースター・セレブレーション」が開催されるようになった。

2015年頃から百貨店やお菓子メーカー

でもイースター商品を展開

その他にも、銀座コージーコーナー、不二家、森永製菓、ロッテなどのお菓子業界もイースター商品を売り出すようになってきましたね。

富士経済によれば、イースター関連のチョコレート洋生菓子販売額が、2013年に2億3000万円だったのが、2016年には、8億6000万円と市場は年々、増加傾向にあるんだそうですよ。

イースター2022年はいつ?のまとめ

2022年のイースターの日付けとその日付けの決め方が分かって、スッキリしましたね(^^)

イースターはクリスマスと違って、毎年の日付けが決まっていない事や、日本のお花見、卒業、入学シーズンなどのイベントと被る事から、日本で浸透するのかな?

などと疑問に思っていましたが、ディズニーランドやお菓子業界の盛り上がりを見ていると、どうやら浸透しそうな気もしますね(^^)

エッグ・ハントやエッグ・ロールなど子供たちの遊びは、幼稚園・保育園、小学校で取り上げられれば、子供たちは大喜びだろうし、お祭り好きの日本人のこと、きっと、あっという間にイースターを取り入れて、盛り上がるんだろうなぁ(笑)。

私はそんな風に思いましたが、あなたは、どう思いますか?