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車の雪下ろしにはお湯は最適?自動車整備工場の人に聞きました!

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車の雪下ろしにお湯をかけて溶かしても大丈夫?

 

車の雪下ろしにお湯をかけて溶かす人って結構いるみたいですね!?

 

でも、これって車にとってはどうなんでしょうね?

 

 

そこで調べたら、お湯の温度によって車にかけていい場合とダメな場合があるみたいです。

 

車の雪下ろしにお湯や熱湯をかけてもいいのかどうかも含めて、気をつける事やベストな車の雪下ろし方法を紹介していきます(^^)♪








お湯をかける時の注意点

この事について、車の整備工場で働いている知り合いの人に聞いてみました。

 

すると、だいたい30℃~40℃の、冬にしたらぬるま湯だったら車にかけても問題ない。でも、それ以上の温度だと、ガラスが割れてしまう危険性があるんだと言ってました。

 

早く雪を溶かしたいからと、熱湯をフロントガラスにかける人もいて、年に一度くらいは、それでガラスが割れたと言って入庫してくる人がいるのだそうです!

 

一方で、フロントガラスが凍った時はいつも熱湯をかけて溶かしているけど、なんともないという人もいるみたいですね。

 

車の使用年数や飛び石などで、元々車に小さなキズやヒビがある場合は、その部分からヒビや割れが生じることもあるんだそう。

 

さらに、高温のお湯を車にかけると、ワイパーのゴムやガラスの縁のゴムの劣化や変形にも繋がり兼ねないので、できるだけぬるま湯か水を使った方がいいですよとアドバイスされました。

車の雪下ろしにお湯を使う場合

  • 30~40℃のお湯を使う
  • 40℃以上のお湯は使わない

 

でも、中には絶対に車に雪が積もった時や凍った時に、お湯をかけて溶かさない方が良いという人もいるんです。

 

外気との温度差で、お湯だと余計にすぐに凍ってしまって、逆に効率が悪いというのがその理由。

 

やはり、それぞれいい面と悪い面があるものですね!?

 

そこで、車の雪下ろしにお湯を使う事によるメリットとデメリットを上げてみました。

 

車の雪下ろしにお湯を使うメリット

  • 道具を使って雪下ろしをしなくていいから楽
  • 道具で車にキズをつける心配がない
  • 時間がかからない
  • 余計な雪の山を作らなくてもいい

 

車の雪下ろしにお湯を使うデメリット

  • お湯をかけるそばからすぐに凍ってしまい効率が悪い
  • お湯が溢れた道路も凍って他の人の迷惑になる
  • 車全体を溶かそうとすればものすごく大量のお湯が必要

 

という事で、使うなら凍ってしまったところ(ワイパー部分など)だけに、使うようにした方がよいという意見もありました。

 

これらのことを参考にして、車の雪下ろしにお湯をどのように使うかを色々と試してみてくださいね♪

 

それでは、お湯以外の車の雪下ろしの方法も紹介します。

 

これは極々、スタンダードな方法なので、いざ「車の雪下ろしをしなくちゃ!」という時にきっと役に立つと思いますよ♪

 

お湯以外の車の雪下ろしの方法

スノーブラシや解氷スプレーなどがあれば それを使い、無ければ家にあるほうきかブラシを古い毛布で覆って、車全体の雪を下ろします。

 

細かいところは、ゴム手袋の上に手袋をした手で雪を払ったり、掻き出します。

 

ワイパーなど凍りついていた場合は、少量のぬるま湯を使うのも良いと思いますよ。

 

準備するもの

  • スノーブラシ(あれば)
  • 解氷スプレー(あれば)
  • ほうきかブラシ
  • 使わない毛布
  • ゴム手袋
  • 手袋
  • 水筒に入れたぬるま湯(場合によって使用)

 

お湯以外の車の雪下ろし作業の順番

1、マフラーの確認

ここに雪が詰まっていたり、覆われていたら取り除きます。

 

そのままエンジンをかけたりしたら、車内に排気ガスが充満して一酸化炭素中毒を起こしてしまいます。

 

2、車のエンジンをかける

運転席側の屋根の手前とドアの雪を払ってドアを開け、エンジンをかけます。続いて、エアコン、フロントとリアと共にデフロスターを付けて車全体を温めます。

 

次第にボンネットやガラスなどが温まって、雪が溶けやすくなり 思いの外、雪下ろしが楽になるんですよ。

 

3、屋根の雪を下ろす

出来たら三脚か踏み台があるといいのですね。無くてもスノーブラシか毛布を巻いたほうきやブラシで、届くと思いますよ。

 

雪を引きながら、なるべく道具を水平に動かして、雪を下ろします。直接、車に道具を当てないように注意しましょう!

 

4、四方のガラス、ワイパーの雪を払う

ワイパーは立てていなかったら立ててから作業しましょう。

 

直接 道具をガラスに当てないように押しながら、落としていきます。

 

ワイパーの根本部分の凹んだところに溜まった雪は、手で掻き出しましょう。

 

5、ボンネット、周囲のドア、後ろのトランクパネル・バックドアの雪を下ろす

これも、道具が直接車に当たらないように気をつけて作業しましょう。

 

6、サイドミラー、フロント・リア共にライトの部分の雪を払う

これらの細かいところは、手で払うように落とすのがいいと思います。

 

特にサイドミラーは、運転する時にちゃんと見えるように、きちんと雪を落としておきましょう。

 

7、フロント・リア共にバンパ、タイヤ、ホイールの雪を払う

こちらも、道具が直接 触れないように気をつけて雪を落としましょう。

 

お湯以外の車の雪下ろしの作業順

1.マフラーの確認

2.車のエンジンをかける

3.屋根の雪を下ろす

4.四方のガラス、ワイパーの雪を払う

5.ボンネット、周囲のドア、後ろのトランクパネル・バックドアの雪を下ろす

6.サイドミラー、フロント・リア共にライトの部分の雪を払う

7.フロント・リア共にバンパ、タイヤ、ホイールの雪を払う








雪下ろしの道具を買うなら何がいい?

●スノーブラシ

 

このスノーブラシ、安いけど使い勝手が良さそうですよ。

 

ヘッド部分の角度が7段階で調整できるから、車の屋根が高くても、女性でも何とか雪下ろしができそうですね。

 

スクレーパーは取り外しができるから、タイヤ周辺の雪をどかすのにも便利に使えそうです。

 

解氷スプレー

氷を溶かす能力はピカイチと評判ですね♪

使ったあとに窓が白くならないので便利です。

数ミリ級の氷の塊にもお湯をかけたように氷を溶かしちゃうんだそうです。

 

ただ、強力な分、撥水ウインドウの効果が薄れる心配があるのが玉に瑕です。

 

雪下ろしの時の注意点

車の雪下ろしの際は、以下の6つのことに気をつけましょう。

① 作業時間は一時間は見ましょう

② 車全部の雪を下ろすこと

③ 道具は直接 車に触れないように作業する

④ 雪はなるべく車の両脇に落とす

⑤ 作業後ワイパーを下ろすのを忘れずに

⑥ フロントガラスがきれいになるまでワイパーは動かさない

 

① 車の雪下ろしって、意外と時間がかかるものですよ。道に雪が積もっていたりしたら、道の雪かきもしなくちゃならないですし。

 

出掛ける前に余裕をもって作業にかかりましょうね♪

 

② 走った時に屋根やボディから、フロントガラスに雪が落ちてきて、視界を妨げたり、

 

雪の塊を道を歩いている人や、周りの車にぶつけたり、道路に撒き散らしたりして迷惑になるので、車の雪は全部落としましょうね。

 

③ 雪の中の砂や埃、車に元々付いている砂や埃と道具の摩擦で車が傷ついてしまうから、

 

道具などは車に直接触れないように作業しましょう。

 

④ いざ車を動かす時に前進やバックができなくなりますから、雪は車の両側に下ろしましょう。

 

⑤ これ意外と忘れちゃうんですよね^^; 気をつけましょう。

 

フロントガラスが凍ったままでワイパーを動かすと、摩擦でワイパーが傷んでしまうので、

 

ガラスをきれいにしてからワイパーを動かしましょう。

 

雪下ろしが楽になる車対策

普段からしておけば雪下ろしが楽になる対策を5つ上げてみました♪

① 凍結防止用のフロントガラスのカバーをして置く

② 雪が降る前にワイパーを立てておく

③ 雪が降る前に車全体位毛布をかけて置く

④ 作業前に車のエンジンをかける

⑤ 普段ワックスで車をコーティングしておく

 

①  フロントガラスをカバーしておけば、ガラスの雪下ろしはモチロン、凍結を溶かす作業もいりませんよね。

 

通販で専用のカバーも売っていますが、古い毛布でも十分ですよ。

 

ちなみにこれ人気みたいです。

夏はサンシェードとしても利用できますね!

 

② 立てて置かないと、凍結でワイパーがフロントガラスにくっつき、無理に剥がすとワイパーを傷めてしまうからです。

 

立て忘れた場合でも、雪下ろし作業前に立ててくださいね。ワイパーが掃除道具に引っかかって壊してしまったら大変ですよ。

 

③ 毛布を外すだけで車に積もった雪を一気に払うことができますからね(笑)。

 

④ エンジンをかけ、エアコンとフロント・リア共にデフロスターを付けて車を温めます。

 

ボンネットやフロント・リアガラス共に温まり、雪下ろしがスムーズになりますよ。

 

ワックスは水を弾く作用があるので、雪下ろしが楽になります。

 

まとめ

単純に考えたら車に雪が積もった凍結したら、熱湯かけちゃえばあっという間に溶けるじゃん!と思っていました。

 

でも、やはり車というのは思っている以上にデリケートなのかもと、今回調べたことで少し考え方が変わりました。

 

私もこれからは、雪に供えて車にワックスしたり大事にしていかなくちゃと反省しているところです。