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NHKきょうの健康【「膀胱(ぼうこう)炎」!最新の治療法を紹介】

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2024年7月30日放送のNHKきょうの健康で「膀胱(ぼうこう)炎」の最新の治療法について紹介されました!

日本大学板橋病院 病院長 高橋悟先生に教えてもらいます。

「膀胱(ぼうこう)炎」

トイレが近くなった・・・

尿を出すと痛む・・・

血尿がある・・・

「ぼうこう炎」かもしれません・・・

「ぼうこう炎」は、女性の約2人に1人の割合で生涯に一度は起こるといわれています。

早く治療することが大切ですね。

女性の場合、体の構造のため細菌感染しやすいです。

最新の治療法を紹介します。

膀胱炎は主に二種類

急性単純性膀胱炎

症状は
頻尿(一日に何度もトイレに行く)
残尿感
膀胱の痛み(排尿後の痛み)

原因の8割は大腸菌です。

検査方法は、尿検査(白血球が増えているか)で調べます。

尿培養検査で抗菌薬の効き目を確認します。

抗菌薬は、ニューキノロン系、セフェム系が使われますが、耐性ができて効かない場合もあります。

再発防止のためには、

トイレで前から後ろに拭く

便秘に注意が必要です

性交渉前にはシャワー、性交渉後は早めの排尿

尿漏れパッドはこまめに交換

複雑性膀胱炎

糖尿病や尿路結石などの基礎疾患があることで起こる膀胱炎です。

症状は、頻尿や残尿感などが慢性的に続いている。

原因として多いのは

糖尿病(免疫が低下して細菌が繁殖しやすくなる)

膀胱にできた尿路結石

尿道に長期間置かれたカテーテルなどです。

間質性膀胱炎

細菌が原因ではない膀胱炎(原因はまだはっきりわかっていません)

抗菌薬では症状が改善されません。

主な症状は

尿がたまるにつれて痛みが増す。
痛みが1か月以上続く。
激しい頻尿。
排尿すると楽になる。

薬物療法が有効です。

三環系抗うつ薬
抗ヒスタミン薬
抗アレルギー薬などを処方します。

症状が改善されない場合は手術を検討することもあります。

間質性膀胱炎には2種類あり、

ハンナ型
(重症化しやすい)

非ハンナ型
(比較的軽傷)

それぞれに応じた治療が必要になります。

最新の治療法を紹介

膀胱内注入療法

尿道にカテーテルを入れて膀胱内に薬剤を入れます。
2週間ごとに計6回行います。

体への負担が少ない治療法です。

まとめ

急性単純性膀胱炎と診断されて薬で治療を続けていても症状が改善されない場合は

複雑性膀胱炎や間質性膀胱炎の場合があります。

早めの泌尿器科の受診が必要ですね。