私が、多くのお母さん方に会って、一番感じていることや、お伝えしたいことを書こうと思います。

ちょっとかしこまった言い方ですが、難しいことは、一切ありませんので、肩の力を抜いて読んでください。

私のもとへお子さんを連れて、相談に来るお母さんの多くが言う言葉。

それは……

「(人によって様々な理由で、)この子に我慢をさせてしまっているので、今日は、思い切り、その気持ちを発散させてあげたいと思って来ました。」この相談が、なんとも多いことでしょう。

もちろん、私もこの気持ちは、痛いほど分かるのです。なぜなら、私も、同じように思っていたからです。

私も子供が幼い頃、寂しくて泣く子を保育園に預けて、仕事に行っていた時期もあります。夫との喧嘩を子どもの前でしたことだって、数限りなくあります。

その時の私も、みなさんと同じように、”この子に我慢ばかりさせてしまって…”とか、”なんとかこの我慢の気持ちを発散させたり、慰めたり、受け止めてあげたい。”と、思ったものです。

時々、この罪滅ぼしのような気持ちが、私の中に訪れました。

そんな時は、決まって、怒らないようにニコニコと、やさしく子どもの話を聞いたり、遊びに誘ったり、絵本を読んであげたりするのですが…。今度は、私の溜めているモヤモヤとした気持ちが、マグマのように吹き出し始めるのです。

そして、ある程度、子どもに付きあったところで、いきなりこう言うのです。「はい、もう終わり!ママやらなきゃいけないことが、いっぱいあるんだから、もう、これ以上、遊んであげられないよ。」と、プンプンしながら、それまで仲良ししていたのを強制終了。それこそ、子どもは混乱しますね。

今まで、ニコニコやさしく接してくれたママが、突然、なんで怒ったんだろう?と。で、そんな私は、怒ってしまった後で、反省するのです。”あ~、また怒っちゃった…”

そんなことの繰り返しでした。

つまり、どうゆうことが私自身の中で、起こっていたかというと、家事、育児、仕事、夫との関係、と、目いっぱい忙しい日々の中で溜まるストレスを発散できずに、子どもと向き合い、怒りが爆発し、反省し、また溜めこむ…というスパイラルの渦の中にはまってしまっていたのです。

自分がそんな苦しい状態で、(自分のことは二の次でも)子どもの我慢を発散させてあげるのは、所詮、無理な話です。

スパイラルにはまり込んでしまっていた私は、自分を見つめる中で、まわりの人たちの力を借りて、自分の溜めこんだ気持ちを発散することができました。

そして、そのお陰で、自分の気持ちが、前よりも素直に言えるようになりました。そうなると、子どもの気持ちを、今度は本当にニコニコとやさしく、余裕を持って、受け止められるようになったのです。

もちろん、何年も掛ったし、完璧と言えるほどではありませんが。だから、これを読んでいるお母さん。もし、自分の中でなにか困ったことを抱えていたり、我慢してたりしたら、それを誰かに、ただ、打ち明けてみてください。

旦那さんでも、お母さんでも、兄弟姉妹でも、友達でも、誰でもいいから。

“子どもの我慢を発散させたい”という思いと同じくらい、”私の我慢を発散させたい”を大事にもてなしてあげてください。

それが、私の切なる思いです。

 

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