ポインセチアのクリスマスツリー
ポインセチアのクリスマスツリーを初めて見ました☆
ツリーの神聖さと鮮やかな赤で、ものすごいパワーでした!!
写真があんまりうまくなくて、生で見た感動を伝えきれないのが残念です…。

とにかく、メッッッッッッッッッッチャ可愛かったです♡

ここは、相模原公園内にあるサカタのタネグリーンハウスの中のエントランス。
赤いポインセチアだけじゃなくて、ピンクや黄色のもあって、とても綺麗なクリスマス飾りに心が満たされましたよ♪
それにしても、ポインセチアって星の形に似てますよね!?この星の形も「クリスマスフラワー」と言われる所以なんです。
なぜ、星がクリスマスに縁があるのかと言うと、それは、「イエス」が生まれた時のことに由来しているからです。
三人の賢者が、救い主(イエス・キリストのこと)が生まれたことを知らせてくれた星のゆくえを追って、馬を進めて行くと、やがて、小さなうまやの前に留まって、イエスがそこにいることを教えてくれたそうです。
その星を人々は「トップスター」または、「ベツレヘムの星」と呼び、クリスマスには、ツリーの上に大きな星を飾ったりオーナメントにしたりする習慣ができました。
そんな由緒ある「トップスター」の形をした花が、まさにクリスマスの時に最盛期として咲き誇るなんて、まるで、イエス・キリストが地上にもたらしてくれた花のように感じるのは、私だけでしょうか?
形もまさに「星」そのものだし、色も赤と緑で、まさにクリスマスの花以外には考えられない、と言ってもいいほどではありませんか。
そんな思いでこのポインセチアのツリーを見ていると、この花について、もっと色々知りたくなって、少し調べてみました。
ポインセチアがクリスマスの花になった由来

ポインセチアの原産国はメキシコで、起源地はメキシコ西部のタコスという地域。
その昔、そこに住むアズテク族という原住民たちの間で、「Cuetlaxochitl」と呼ばれ、赤い葉の部分を染料にしたり、解熱剤として使われていたそうです。
その後、フランシスコ修道会の僧たちがタコス付近に来て、「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ぶようになり、その赤と緑の色から、クリスマスの行列に使ったとされます。
ちなみに、なぜ赤と緑がクリスマスの色かというと、「赤」はキリストの流した血の色で、「緑」はキリストの永遠の命を象徴しているからだそうです。
アメリカの初代駐メキシコ大使だったポインセット氏が、アメリカに帰国する際、「ノーチェ・ブエナ」をアメリカに持ち帰り、普及させました。
アメリカでは、普及させたポインセット氏の名前にちなんで、「ポインセチア」と呼ばれるようになったのだそう。
やがて、明治時代中期に日本にも「ポインセチア」は渡来し、猿の赤い顔に似ていると、「猩々木(しょうじょうぼく)」という名前が付けられましたが、今ではそう呼ぶ人はほとんどいません。
「ポインセチア」は今では、そんな風にして世界中に広がり、クリスマスの花として、みんなに愛されています。

豆知識
ポインセチアの花は、赤い部分ではなく、花は、中央の集まった緑色の部分です。赤い部分は、「苞(ほう)」と呼ばれ、花びらではなく、葉っぱなのです。
ポインセチアの花言葉

赤いポインセチア
聖なる願い
祝福
幸運を祈る
私の心は燃えている
清純
聖夜

白いポインセチア
慕われる人
あなたの祝福を祈る

ピンクのポインセチア
思いやり
純潔
西洋
purity(清純)
be of good cheer(元気を出して)
ポインセチアの開花と季節
【旬】 冬
【開花時期】 11月~3月
【出回り時期】 11月~3月(最盛期は12月)
【花持ち期間】 5~7日程度
ポインセチア誕生花の日
12月9日、12月25日(赤)
まとめ
緑のもみの木に色々なオーナメントをぶら下げて作るポピュラーなクリスマスツリーは、小さな頃から馴染みがあるものでした。
大きくなってからは、真っ白なツリーや、金色のツリーを見て、その新鮮さに衝撃を受けたものですが、真っ赤なポインセチアの大きなクリスマスツリーを見た時は、胸の底から熱が湧き上がってくるような、何とも言えない感動を覚えました。
これは何なのでしょう?
神聖なそれでいて、興奮するような気分にさせられるポインセチアのクリスマスツリー。
今年は家でも飾ってみようかなと思いました。