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朝ドラ『舞いあがれ！』第２１週「新たな出発」見どころチェック、あらすじネタバレあり

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福原遥さん主演の朝ドラ『舞いあがれ！』

2013年夏、リーマンショックから5年がたち

舞（福原遥）は会社のエースとして活躍し、取引先からも信頼されるようになりました。

会社の業績も順調です。

『舞いあがれ！』登場人物紹介

福原遥さん主演の朝ドラ『舞いあがれ！』

ヒロイン・舞は、ものづくりの町・東大阪で町工場を営む父・浩太と母・めぐみ、そして兄・悠人との４人暮らしで育ちました。

引っ込み思案だった舞ですが、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母・祥子の元を訪れ、五島列島の広い空に風を受けて力強く舞いあがる「ばらもん凧（だこ）」に魅入られます。

あんなふうに空高く飛びたい──空へのあこがれは、パイロットになる夢へとふくらんでいきます。本物のパイロットになるべく努力を重ねていた舞ですが、父の会社IWAKURAの立て直しに奔走することになり、順調に業績を回復したIWAKURAは航空機の部品作りを目指しますが、安定した経営を選んだめぐみは、航空機の部品作りを辞めました。

インサイダー取引で非難を浴びた悠人は自分を取り戻し・・・

貴司との関係に悩む舞ですが、二人の心が通じあい、ついに結ばれる時が来ました。

『舞いあがれ！』第２１週「新たな出発」あらすじ

 

『舞いあがれ！』第２１週「新たな出発」第１話

舞（福原遥）と貴司（赤楚衛二）が気持ちを伝えあって、8ヶ月が経過した2015年3月になりました。

2人は結婚をして、浩太（高橋克典）の仏前に報告しました。

舞「お父ちゃん。無事に結婚式を挙げることができました」

貴司「舞さんを大切にします」

カフェノーサイドで披露宴が行われ、五島から東大阪に祥子（高畑淳子）や木戸（哀川翔）、信吾（鈴木浩介）、さくら（長濱ねる）、一太がやってきました。

祥子たちは、ノーサイドで2人を待っています。

また、ノーサイドには五島の人たち以外にも、なにわバードマンの由良（吉谷彩子）や航空学校の倫子（山崎紘菜）も待っていました。

久留美「みなさん、新郎新婦が到着しました」

舞「本日は、ありがとうございます」

舞と貴司はみんなに挨拶をしています。

そこに、悠人（横山裕）が望月佳晴（松尾諭）に連れられてやってきました。

悠人はぶっきらぼうに「おめでとう」と言葉をかけました。

久留美は、外に出てた悠人に飲み物をもっていきます。

悠人「ありがとう。これから何やったらええんやろな。俺にできるのってお金稼ぐだけやから」

久留美「お金稼ぐのって、すごい才能やと思います。うちのお父ちゃんにはない才能です。嬉しかったな。大事な友達と大事な友達が家族になりました。めっちゃ、嬉しくて・・・ちょっと、寂しいです」

梅津夫婦は、天国にいる浩太（高橋克典）に報告します。

梅津勝「浩ちゃん。キレイかったで。舞ちゃんの花嫁姿」

披露宴が終わり祥子は、めぐみ（永作博美）と語り合います。めぐみは、祥子ばんばの言葉を真剣に聞きました。

めぐみ「ほっとしたとよ。急なことやったけん、リフォーム間に合ってよかった」

祥子「舞が言うたとやろ？ここに住むこと」

めぐみ「およ。舞と貴司くん。私のこと1人にならんように考えてくれたとよ」

岩倉家は、2階をリフォームして舞と貴司で過ごしはじめました。

舞「短歌？」

貴司「うん。今日な、ええ1日やったやんか」

舞「うん。ほんまに幸せな1日やった」

貴司「ずっと忘れたないやろ。この幸せ、歌の中にとじこめようと思って、さっきから考えてるねん」

舞「こういう詩にするような幸せ、これからいっぱいあったらええな」

貴司「幸せになろ」

『舞いあがれ！』第２１週「新たな出発」第２話

舞（福原遥）はお弁当を作っています。

舞「よし。できた」

貴司「美味しそうやん。晩御飯、何食べたい？」

舞「今日、私、作るわ。おでんにしよかな」

貴司「ええな」

ＩＷＡＫＵＲＡでは、舞が始めたブログへのアクセス数が増え、社員たちは喜んでいます。

山田「えっ、アクセス数、めちゃくちゃ増えてるやん」

舞「はい。この調子でIWAKURAのこと知ってもらうといいですね」

そんな中、若手の女性職人の土屋（二宮星）が事務所に現れ、笠巻（古舘寛治）がぎっくり腰になり動けなくなったと告げました。

舞が病院に行くと、笠巻さんの娘が付き添っていました。

舞「笠巻さん、大丈夫ですか？」

笠巻「大丈夫や、もうええで」

食事中に舞は、めぐみに笠巻の話をします。

舞「笠巻さん。大丈夫かな」

めぐみ「笠巻さん退職したいって。いつ話しよか迷ってたみたいでな。今日のことで決めたって。体がもうキツイって。自分がいてへんようになっても、もうIWAKURAは大丈夫やって」

翌日に笠巻が退職の挨拶をしていました。

めぐみ「笠巻さんが4月に退職されることになりました」

笠巻「みな、すまんな。けど、しっかり引継ぎはちゃんとさせてもらうさかい。わかれへんことあったら、なんでも聞いてくれ」

会議を終えた後に、みんなで笠巻のことを話していました。

山田「結城さん、笠巻さんって趣味とかあるんですか？」

結城「いやあ、朝から晩までネジのことしか考えられへん」

山田「引退しはったら、なにしはるんやろか？」

結城「どうなんやろな。家族サービス。お子さんが寄り付かへんって。娘さんのこと奥さんに任せっぱなしやから、何話したらええかわかれへんって」

舞「そうなんですね」

結城「舞ちゃんの結婚式の後、笠巻さんを送っていってんけど、プラモデルの箱ぎょうさんあって。うちの子も時々もらってんけど、ホンマはお孫さんのために買ってるんやわ」

市役所の職員が工場の騒音調査のためにIWAKURAにやってきました。

住宅街に住む近隣住民から、騒音をなんとかして欲しいとのクレームが多く集まっていたのです。

市役所の職員は、どこの工場が騒音なのか調査をしたいということでした。

デラシネではリュー北條（川島潤哉）が貴司に詩集の重版ができたと話しています。

リュー北條「血が騒がない。短歌作りたいって思わない？」

貴司「思わないです」

リュー北條「この詩集、重版、かかった。めったにあることじゃないで」

貴司「ありがとうございます」

市役所がやってきて行ったIWAKURAの騒音調査は、特段問題がありませんでした。

ただ、騒音対策には、費用がかさむことになりそうでした。

舞（福原遥）は、騒音問題のことを御園（山口紗弥加）に話します。

御園純「ご結婚おめでとう。どうですか？新婚生活は？」

舞「まだ、仕事も忙しくて実感ないんです。昨日もはよ帰るつもりやったのに、市役所の職員がやってきて、おそなってしもて」

御園純「市役所？」

舞「このあたりで、最近騒音の苦情が増えてるみたいで」

御園純「ここでもか。東京でもそうなんだ。空き地に住宅が建つせいじゃない」

舞「正直、工場も苦しいんです。騒音対策でお金使うと正直、厳しいんです」

御園純「なんとかしたいんだ？」

舞「はい。けど、どうすればいいか・・・」

御園純「オープンファクトリーは？」

朝ドラ受け

大吉「笠巻さんがいなくなるのが残念」

華丸「オープンファクトリー、言いたくなるよね」

大吉「オープンファクトリーって屋台村みたいなもの？」

華丸「工場の見学会みたいなもんじゃないの？」

大吉「あ、そうなの？」

『舞いあがれ！』第２１週「新たな出発」第３話

舞（福原遥）は、貴司（赤楚衛二）とめぐみ（永作博美）に、町の住民に工場のことを知ってもらうオープンファクトリーをやりたいと提案しました。

めぐみ「オープンファクトリー？」

舞「地域の町工場と協力して、一般の人呼ぶねんて。そうやって、町の人に知ってもらうねん」

貴司「社会見学みたいな？」

舞「そう。町の人と工場にある壁、壊せる気がするねん。心の壁」

貴司「よう知らん人が相手だと相手も疑心暗鬼になる。けど、相手のこと知ってたらええ関係作れるんちゃうかって。そういうこと？」

貴司が舞の意図をくみ、わかり易く読み解くと、めぐみ（永作博美）は舞に「ええ仲間ができた」と二人を微笑ましくみています。

舞「お母ちゃん、どう思う？こういう取り組み、東京でも成果あげてるって御園さんも言うてた」

そしてめぐみは東大阪で工場を経営する２代目社長の集まりがあるから、そこでそのオープンファクトリーを提案することを勧めました。

舞は、東大阪の工場の二代目社長が集まる会に行きました。そこで、オープンファクトリーの提案をしました。

舞「みなさん。ご相談があります。オープンファクトリー一緒にやりませんか？町工場って何作ってるのか。どんな人が働いてるのか外から見るとわからないと思うんです。

町の人からすると、それって不安やないかなって思うんです。オープンファクトリーで町の人とかかわりをもてば、騒音の問題もうまくいくと思うんです。

人手不足なのも、どんなところかわかれへんから一緒に働きたいって思ってもらえへんと思うんです。せやから、オープンファクトリー一緒にやりませんか」

東大阪の工場の社長は、休日にでなければいけないことや準備も必要なこと、一般人を工場に入れて問題起きた時の対応など反対が相次ぎました。

しかし、その中で的場が興味を持ちます。市役所の安川（駿河太郎）に相談してみたらどうかとアドバイスされます。

舞は、デラシネで企画書を作っているところ、小学生の宿題にあった短歌を作って欲しいとお願いされます。

舞「ごめんな。短歌作られへんねん」

貴司（赤楚衛二）が小学生に最近面白いことなかったか聞いて、短歌のアドバイスしました。

そのアドバイスで子どもたちは、良い短歌を作りました。

舞は的場の紹介で、市役所の職員・安川（駿河太郎）と会いました。

安川「この飛行機、僕が学生時代に作った飛行機なんです」

舞「もしかして、ターミガン号ですか？なにわバードマンの。私、なにわバードマンにいました」

安川「ほんまかいな」

舞「スワン号で飛んだんです」

安川「ほな、岩倉さん？」

舞「はい」

朝ドラ受け

山口「梅津勝です」

くわばた「梅津雪乃です」

山口「東大阪のお好み焼き屋さんから出て来てですね、夫婦でこんな遠出したの、初めてです。東京のNHKに来させていただいてありがとうございます」

くわばた「ドキドキしてま～す」

山口「梅津勝です」 くわばた「梅津雪乃です」 山口「東大阪のお好み焼き屋さんから出て来てですね、夫婦でこんな遠出したの、初めてです。東京のNHKに来させていただいてありがとうございます」 くわばた「ドキドキしてま～す」

『舞いあがれ！』第２１週「新たな出発」第４話

舞（福原遥）が安川（駿河太郎）に、東大阪でオープンファクトリーをやりたいと相談すると、参加工場が２社だけで、過去に東大阪で実績がないことから安川は難色を示しました。

舞「町の人に工場のことをよく知ってもらえるように、コミュニケーションをとりたいと思っています」

しかし、参加する会社は2社しかありませんでした。

中川「そやけど2社で、オープンファクトリーは厳しいんちゃうかな」

舞「他の工場の人にも協力をお願いしたんですが、人手がないことと資金がネックになって。安川さん、協力お願いします」

中川「東大阪に前例ないからな。オープンファクトリー。補助金がでるかどうか。スワン号・・・渥美くん知ってるよな」

市役所の職員として、安川は難色を示します。しかし、安川は「オープンファクトリー構想」に協力してくれそうな人を渥美（松尾鯉太郎）に聞くことを約束します。

一方、デラシネにリュー北條（川島潤哉）がやってきていました。

リュー北條「そろそろ、第2歌集の準備しよか？詩、ばんばん書いてよ」

貴司「やりたいことがあるんです。短歌教室です。子ども向けの」

リュー北條「そんなこと。また地味だね。いくらとるのよ？授業料」

貴司「お金はもらいません」

リュー北條「あぁ～。それええわ。取材陣呼ぶからさ。記事にしてもらおう。知名度と好感度いっきにあげよ」

家に帰った貴司（赤楚衛二）はイベントのやり方を舞に相談します。

貴司「イベントってどうやってやるんかなって？近いうちに短歌教室やろう思って」

舞「ほんなら、まず何教えたいか決めな」

貴司「短歌は楽しいでってこと」

舞「ほんなら、何年生を対象にするんか決めるやろ。だいたいの人数決めたら、いつやるんか。どこでやるんかも決まってくるんちゃう？」

貴司「ありがとう」

舞は、渥美に企画を相談します。

渥美士郎「町工場がスクラム組む、東大阪町工場フェスタか。乗った。うちのゼミ生にとっても、町づくりに直接かかわれるチャンスやわ」

舞「よろしくお願いいたします」

そして、舞は東大阪の2代目社長たちに、もう一度オープンファクトリーの話します。

舞「オープンファクトリーに浪速大学の学生も手伝ってくれることになりました。資金も市役所の方から援助いただけるようになりました」

そのことで、参加する工場が増えました。

そして、オープンファクトリーで何を作るか企画を練ります。

話し合った結果、飛行機を作ることになります。

さっそく、舞が飛行機のデザインをしました。

渥美士郎「ちょっと、書いてええか。ここをこうすれば、シュッとするやろ」

安川「そしたら、ここもこうした方がええんちゃうかな」

舞は、IWAKURAの会議でもオープンファクトリーの説明をします。IWAKURAは、飛行機のネジを担当します

舞「オープンファクトリーのものづくり体験でこの飛行機を作るつもりです」

めぐみ「どうやって？」

舞「うちが担当するのは、ネジです」

結城「めちゃええけど、ちょっと難しすぎへん？」

舞「職人さんに側にずっとついてもらって、教えてもらいます」

結城「職人って？」

舞「笠巻さんにお願いしようと思っています。娘さんや息子さんも参加してもらえたらいいなって」

結城「そりゃ、ええな」

4月、オープンファクトリーに先立って、貴司の短歌教室が開かれました。

貴司「あんな、自分が見つけた面白いもんを他の人に教えるように短歌にするんやで」

御園（山口紗弥加）は写真をとります。

御園純「はい。チーズ」

貴司は、どうしても一文字多くなる子にも「それええやん」と優しく教えます。たんぽぽのことを話す女の子にアドバイスします。

貴司「それ見た時、どんな気持ちになった？それをイメージして短歌にしてみたら」

貴司は、子どもたちにお礼を言われて感謝されます。

御園純「オープンファクトリーもこんな風に喜ばれたらいいね」

 

『舞いあがれ！』第２１週「新たな出発」第５話

「うめづ」で昼食をとっている舞（福原遥）。

そこへ工場社長の的場（杉森大祐）がやってきました。

オープンファクトリーで子供たちに作ってもらう試作の模型飛行機を舞（福原遥）が誇らしげに披露すると、的場はその出来栄えに驚き、うめづ夫婦もそれを褒める。

そこにいた客の２代目社長たちも集まってきて、その出来栄えの良さから材料加工を手伝うようになり、オープンファクトリーに対して協力的になってきました。

 

 

 

舞（福原遥）は、町全体のオープンファクトリー構想のためにあちこち動いていました。

そして、東大阪の工場全体で模型飛行機を地域住民で作るイベントを開催することになりました。

舞「試作品できたからはよ、見てほしくて」

舞は、「うめづ」で模型飛行機の試作を東大阪の工場の社長・的場に見せました。

的場もその模型飛行機の出来栄えを喜びました。

雪乃「舞ちゃん、やっぱりすごいわ」

梅津勝「ほんま、ええ出来栄えやな」

これまで、オープンファクトリー構想に否定的だった町工場の2代目社長も「うめづ」にいて、模型飛行機を作る舞たちの行動に興味を持ちました。

そんな中、笠巻（古舘寛治）の引退の日がやってきました。

笠巻は、長年愛用したIWAKURAの制服をもって事務所にやってきました。

そんな笠巻のことをIWAKURAの職人たちは待っていました。

笠巻久之「ありがとうございました」

めぐみ「笠巻さん、ほんまにありがとうございました」

笠巻久之「ありがとう。ほな、あとは頼んだな」

笠巻の引退にIWAKURAの社員は、みんな涙ぐみました。

その帰り際、舞は笠巻に言います。

舞「笠巻さん、オープンファクトリーお願いします。お孫さん来れそうですか？」

笠巻「電話して聞いてみたんやけど、孫は工作苦手やし、なんや勉強も忙しいみたいで」

舞「そうですか。当日、お願いします」

舞は、笠巻の娘・佐知子（吉田真由）に会い、オープンファクトリーに来て欲しいと頭を下げました。

舞「見に来てもらえたら、笠巻さんがどんな人なのかわかると思います。当日、この飛行機作る予定です。息子さんに聞いてもらえませんか」

そして、オープンファクトリーのイベントの当日、たくさんの人たちが集まってくれることに舞は喜びます。

当日、舞がお願いしたおかげで、笠巻の娘と孫・正行（高田幸季）もやってきました。

笠巻久之「よう来たな。ここで作り」

笠巻は、自分の孫に模型飛行機を作るのを丁寧に教えます。

舞「そのネジ、おじいちゃんが作ってんで。おじいちゃん、ネジつくるのめっちゃ上手やねんで」

笠巻の孫・正行は、模型飛行機を完成させました。

そして、うまくいってなかった家族関係も、うまくすすみはじめました。

その日、舞たちはオープンファクトリーの打ち上げをしました。

安川龍平「みなさんのおかげで、第1回のオープンファクトリー無事に終了しました」

渥美士郎「浪速大学としては、継続していきたいと思っています」

舞「次は、もっとパワーアップしたオープンファクトリーやりませんか」

御園純「今度は、準備段階から取材させて」

舞「はい」

朝ドラ受け

大吉「めでたし、めでたし、といった感じで」

大吉「起業という言葉がありましたが、パイロットの夢は」

華丸「なかなか離陸しませんねぇ」

第２２週「冒険のはじまり」に続きます。

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