2世帯住宅に暮らす母を寂しさから救い出すには?

私の母は今年85歳になる。

母は私たち家族の家から車で30分ほどのところに、兄家族と2世帯住宅で暮らしている。

と言っても、普段、兄嫁さんとはほとんど会話もなく、ウソかホントか、一日中、誰ともしゃべらないという日が、1週間続いた時もあると、よく私に愚痴をこぼしていた。

私も、そんな母を不憫に思い、何かあればすぐに駆けつけ、一緒に食事をしたり、買い物に付き合ったりしていたのだが、

会う度に「寂しい、寂しい」と訴えられ、さすがにこのままではいけないと思い、デイケア施設や、足の痺れや筋肉の衰えで、不自由な歩行のリハビリや、ヘルパーなどのサポートを受けるにはどうしたらいいのか?という事を真剣に考え始め、初めて「介護保険」というものに向き合うことになった。



スポンサーリンク

初めての介護保険申請

それまでは、「介護」に関しても、「介護保険」に関しても、全くの無知状態だった私。一体、私の母は介護保険に入っているのか?ということもわからなかった。

そこで、「介護保険」なるものを調べると、原則として、本人の希望やサービスの利用がなくても40歳以上全ての人が加入することが義務付けられている事を知った。

って事は、私もちゃんと介護保険を支払っているという事か!この時の私は、恥ずかしい話、この程度の知識しかなかったのだ。

介護保険の保険料はどうやって支払っているのかと言うと、第1号被保険者の場合は、15,000円/月以上年金をもらっている方は老齢年金から社会保険庁特別徴収(天引き)され、他の方は普通徴収になるため、自分で市町村に納める。

第2号被保険者の場合は、健康保険組合などに加入している場合、保険料は給料から天引きされ、国民健康保険に加入している人は介護保険料を上乗せした金額を市町村に納めるそうなのだ。

ということは、母の場合は、ずっと働いていたので、ちゃんと給料から天引きされていたわけだ。

ちゃんと払っていたのだから、これは介護保険を最大限に利用しない手はないではないか!

そこで、まずは市役所の福祉課に電話をかけて、介護認定はどうやったらされるのかを聞いた。

市役所の担当者は、市役所から母の住んでいる近隣のケアマネージャーさんの名簿を送るから、そこから、本人(母)が担当してもらいたいケアマネージャーさんを選んで、直接、自分でそのケアマネージャーさんに連絡を取ってください、とのこと。

そして、連絡を取ったら、そこでケアマネージャーさんの自宅訪問の日にちを決めて、訪問調査をしてもらい、介護保険申請するという運びになるという。

ふ~ん、なるほど、介護認定されるってことはそう簡単な事じゃないし、時間も掛かるってことね!それが、話を聞いた上での私の正直な感想だった。



スポンサーリンク



ケアマネージャーさんの訪問にドキドキした母と私

近隣のケアマネージャーさんから、母に合った人を選ぼうと、考えながら市役所から来た書類に目を通した。

近くのデイケア施設の運営者、有料老人ホームの経営者、など、ざっと10人くらいの中から、母の家から一番住所の近い方に決めさせてもらった。

その方は鍼灸師で、どこかの施設を経営しているわけではないが、返ってそれがいいのではと思った。デイケアを決めるのに、しがらみが無い分、自由に決められて、融通が効くのではと思ったのだ。

私は早速、そのケアマネージャーさんに電話して、母の自宅に来ていただいた。

訪問の日は、何だか朝から緊張した。これからどう進んでいくのだろうと不安だった。

しかし、いざ会ってみると、すごく優しそうな方で、抱いていた不安や心配が吹き飛んでしまうほどだった。

訪問調査では、ものすごく膨大な質問がなされた。今まで掛かった病気、今、病院に掛かっているか?は飲んでいるか?1日に外に行く時間はどれくらいか?自宅でどの程度の家事ができるのか?お風呂には1人で入れるのか?から始まり、何から何まで聞かれたという感じだった。

そして、手はどのくらいまで上げられますか?と、実際に手を上げさせられたり、立ったり、座ったり、歩いたり、と運動能力も細かくチェックされた。

家の中も、トイレお風呂玄関ベッド周りを見てもらい、手すりの有無や、段差があるところでの掴まるものの有無、
なども確認された。

もし、認定されたら、部屋の中で使う手すりなど、レンタルも使えるという事を教えていただいた。

その調査が半日くらい掛かった。

ケアマネージャーさんは、調査内容を持ち帰り、こちらは、その後、主治医の意見書をもらうべく、近くの病院に診察に行った。

認定される要介護度によって変わるサービス

母は、以前、脊柱管狭窄症を診断されてから6ヶ月以上経過しており、それから痺れる足を付き合いながら生活しており、特に病院には通っていなかった。

なので、改めて病院でレントゲンなどを受けて、お医者さんに主治医の意見書というものを書いてもらう必要があったのだ。

これはとても重要で、それによっても、要介護度(介護1とか2とか、要介護1とか…)が決定するからだ。

要介護度によって、デイケアで受けられるサービスや、介護ヘルパーを頼めるかどうか、またどの程度の事を頼めるかなども違ってくるのだ。

それに、こちらが負担する金額も変わってくる。要するに、介護度が高ければ高いほど、負担額は高くなるそうだ。

また、もし入院した場合など、入院費も大幅に変わってくるという。

介護度など低い方がいいし、そりゃ何でも自分でできた方がいいに決まっているけれど、何かあった時には、手厚いサービスを受けたいという、矛盾した気持ちも私の中に芽生えてくる。

しかし、費用の負担の増加も考えなくてはならない・・・。

 

母を病院に連れていき、医師に意見書を書いてもらって、それをケアマネージャーさんに提出して、ケアマネージャーさんが調査書と共に市役所に提出し、要介護認定の申請というところまで手続きは進んだ。

さて、市役所から認定結果通知が来るまで、ただ待つのみ!

大方、1ヶ月ほど掛かるそうで、それまではどうなることやらという感じで私たちは通知を首を長くして待っていたのである。

その後の結果は、また後で記事にしようと思います。

お楽しみに!!

介護そしてデイサービスが親の骨折によって急に身近なものに

スポンサーリンク