みんな集まるお彼岸に食べるものって何が正解なの?

こんな疑問をお持ちではないですか。

私もここ数年、法事をする機会が立て続けにあって、みんなで会食という時に、どんな食べ物をお出しすればいいんだろう?と悩みながらも、かなり適当に決めてしまっていました。

ここでちゃんと春、秋のお彼岸の食事のマナーを勉強しよう!と思いたち、色々と調べてみました。

調べていくと、いろんなしきたりや禁忌事項があって、新たな知識を得て、驚いたり感動したり・・・

もし、私と同じような疑問をお持ちなら、今回、私が調べた事がお役に立てるかもしれませんよ(^^)

お彼岸に食べるべきものやマナーをご覧ください。



スポンサーリンク

お彼岸の食べ物は精進料理が古来からのマナー

春と秋のお彼岸に食べる料理と言ったら、古くから「精進料理」とされています。

家族だけの時は、そこまで拘らなくても、親戚などが集まる席にお出しする食べ物となると、やはり、 「精進料理」がマナー のようです。 まさに仏教行事という感じですよね(^^)

より詳しい理由は後述しますが、まずは、どのようなものを食べたらいいのかを紹介しますね。

イメージとしては、このような感じです。

上の写真を見ながら、どの椀に何を配置するのかイメージしていきましょう。

  • ご飯
  • 汁物
  • お漬物
  • 煮物(例:高野豆腐の含め煮。豆、人参、里芋、こんにゃくなどの筑前煮)
  • 揚げ物(揚げ出し豆腐、季節の野菜など)
  • 和え物(煮豆やゴマ和え、酢の物)

 

精進料理というと少し味気ないので、ご飯も混ぜご飯に代えたり、その他のものも、ご自分の好きな食材に代えたりして楽しんでください。

また、使う野菜も、春、秋それぞれの旬のものを使うのも良いかも知れませんね。

注意点
精進料理に使うだし汁も、煮干しやかつお節など動物からの食材ではなく、昆布や干ししいたけを使いましょう。

さて、それでは、仏様が召し上がる食べ物は何が良いのか疑問に思ったので、こちらも調べてみましたよ(^^)

仏前に供える食べ物は?

お彼岸の間、ご仏前に供えるお膳を霊供膳(りょうくぜん)と言います。

供える料理はこちらも同様に精進料理です。


クリックすると楽天市場に飛びます。

というか、そもそも

理想は、毎日このお供え膳(精進料理)を仏様に供えて、湯気が立たなくなって頂くと、自分の修行食になるという事です。

とは言っても、仕事で毎日お膳を供えるのが大変という場合は、休日だけでも大丈夫です。

今はネットでフリーズドライのものが売られていたりして便利になりましたので、そういうものを利用するのも手だと思いますよ。

注意点

お供えする時、お箸はご仏壇側に置きましょう。

仏さまが、仏壇からこちら側を向いているとイメージして、仏さまが食べやすいように御膳を整えて差し上げましょう。

それでは、前述した通り、「なぜ、お彼岸には精進料理を食べるのか?」について、一緒に見ていきましょう。

先程、「自分の修行食」と書いた事と深く結びついてますよ(^^)

なぜお彼岸には精進料理を食べるの?

精進料理をなぜ食べるのかを知るためには、まずは、「お彼岸」の意味と、その期間を知る必要があります。

お彼岸とは

彼岸は亡くなった人たちが住む世界=あの世

私達の世界から見たら西の方にあると言われています。

ちなみに私達が住むこの世界を此岸(しがん)と呼びます。

お彼岸の期間

彼岸(ひがん)は雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間(1年で計14日間)である。この期間に行う仏事を彼岸会(ひがんえ)と呼びます。

最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」(あるいは地方によっては「はしりくち」)と呼びます。

参照元:ウィキペディア

そして、このお彼岸の期間はまさに私たちの「修行」の期間なのです。

だから、その「修行」に相応しく、お彼岸期間中は精進料理を食べるというわけなんですって(^^)

お彼岸の中日にはご先祖さまに感謝して、お墓参りをし、中日以外の6日間は、私たちの修行の期間なのだそう。

私たちが抱える悩みや煩悩を捨て極楽浄土に行くための修行なのですが、あまり難しく考えずに、

近くの神社の和尚さんは、悟りの境地に一歩でも近づくために、自分を振り返る期間と解釈すれば良いと教えてくれましたよ。

ちなみに今年2019年の春と秋のお彼岸はいつか調べましたよ!
2019年 彼岸(春・秋)
春の

お彼岸

入り 3月18日(月)
中日

(春分の日)

3月21日(木)
明け 3月24日(日)
秋の

お彼岸

入り 9月20日(金)
中日

(秋分の日)

9月23日(月)
明け 9月26日(木)

お彼岸の中日である春分の日と秋分の日は天体の運行で決まるので、毎年も確定しているわけではないんですよ。

こちらで春分点と秋分点が分かる動画が見られます。

お彼岸に精進料理を食べる意味は分かったけど、それだけだと何か物足りないですよね~

そこで、精進料理以外のお彼岸の定番料理も調べました(^_-)

次の章でいくつか紹介しますね♪



スポンサーリンク



御膳料理以外ならこんなものもOK!お彼岸の定番の食べ物はコレ!

彼岸そば、彼岸うどん

“暑さ寒さも彼岸まで”と言われる通り、まさにお彼岸は季節の変わり目。

中日には昼と夜の長さがほぼ一緒になります。

私たちもホッと一息付ける時じゃないですか?

でも、その一方、不安定な天候に身体のバランスを崩しがちです。

そんな時に蕎麦やうどんを食べて体調を整え、移り変わる季節に万全で臨みましょうというのが、彼岸そば・彼岸うどんなんです。

ちなみに、”彼岸会にそばを食べる”という習慣は江戸時代からあったそうですよ。

そう言えば、古くから、そばは汚れを清める食べ物だと言われていますしね。

これを見れば納得です!

蕎麦の栄養素

  • ルチン(ポリフェノールの一種)=抗酸化作用
  • ミネラル=体の組織を構成し、調子を整える
  • ビタミンB1=疲労回復にいい
  • ビタミンB2=体の成長・発育を促す
  • アミノ酸=体の20%を占めるタンパク質を作る
  • 食物繊維=腸の働きを促す

うどんも消化に良く、「運どん」と呼ばれ、ご先祖様の運にあやかりたい思いで、お蕎麦と並んで、お彼岸に食べる習慣ができました。

お彼岸そば・うどん(乾麺)を彼岸の入りに仏前に供えて、中日に下ろして頂くという習慣があるところもあるそうですよ。

最初の章でも触れたように、おそばやうどんのお汁の出汁も、やはり、昆布やしいたけがベストです(^^)

天ぷら

天ぷらと言っても肉や魚介類などの動物を食材としたものは使いません。

野菜きのこ類に衣を付けて揚げた一般的に言う「精進揚げ」です。

精進揚げという名前のがまさにお彼岸という修行期間にピッタリですよね。

その名前と良い、植物性の食材を使った天ぷらという事で、今や 精進揚げは、お彼岸など法事の定番料理 になっています。

ぼた餅(おはぎ)・お彼岸団子・お赤飯

ぼた餅(おはぎ)とお彼岸団子とお赤飯はいつお供えするか

ぼた餅(おはぎ)とお彼岸団子とお赤飯は、まず御仏前にお供えしてからお下がりを皆で頂きます。

話をもとに戻しますね♪

で、一体、この3つはいつお供えするかと言うと、それが地域や宗派によっても様々で、次のように言われています。

  • 入りおはぎに明けだんご、なかの中日小豆めし
  • 入りぼた餅に明け団子
  • 入り団子 中日ぼたもち 明け団子

つまり、3パターンあるんですね。

  • 彼岸の入り=おはぎ(ぼたもち) 中日=お赤飯 彼岸明け=お彼岸団子
  • 彼岸の入り=おはぎ(ぼたもち) 彼岸明け=お彼岸団子
  • 彼岸の入り=お彼岸団子 彼岸明け=お彼岸団子

地域やお家によっては、お赤飯ではなくて小豆飯をお供えする場合がありますよ。

その違いは、小豆飯は普通のお米に煮た小豆と煮汁を入れて炊き込んで作ります。

食べた事が無いので、食べてみたいなぁ(^^)

お墓と家の仏壇の両方にお供えして、その後おいしくみんなで頂きましょう♪

※ただし、お墓へのお供えはお参りの時だけして、お参りが終わったらそのままお家に持ち帰ってくださいね。置いておくと、カラスなどに食べられてお墓を荒らされてしまいます。

お寿司

お寿司と言っても、魚介を使ったあのお寿司ではなくて、上の写真のようないなり寿司五目寿司、またはちらし寿司など、こちらも動物性の食材を使わないものを頂きましょう。

このようなお寿司であっても、大皿などでテーブルに用意されていると場が華やぎますよね。

お菓子やくだもの

皆さんが持ち寄ったお供えの中に、女性や子どもが好みそうなお菓子くだものがあれば、仏前にお供えしてから、皆さんで頂きましょう。

食事の合間のお茶うけにちょっとしたお菓子をお出ししたり、食後のデザートでくだものがあれば、嬉しいですよね。

お供えに相応しいお菓子やくだものについては、こちらの記事で詳しく説明していますので、良かったらご覧くださいね♪

お彼岸の食べ物はコレ!のまとめ

いかがでしたか?

お彼岸が「修行の期間」だなんて、驚きませんでしたか。

そして、その修業と深く結びついた食べ物。

ここで、今まで紹介した「お彼岸の食べ物」をまとめますね♪

  • 精進料理
  • 彼岸そば・うどん
  • 天ぷら(精進揚げ)
  • ぼた餅(おはぎ)
  • お彼岸団子(積み団子)
  • 赤飯
  • お寿司(いなり寿司、五目寿司、ちらし寿司など)
  • お菓子
  • くだもの

あらためて見ると、修行と言ってもこれだけのものが食べられるのですから、結構ぜいたくのような気が・・・(笑)

でも、お彼岸の食べ物のしきたりを知っておけば、いざという時にきっと役に立つと思いますよ。

スポンサーリンク

コメントを残す